親の役割

共通の話題なので、こちらにも転記しておきます。

毎週木曜日に更新される、私が尊敬している宋さんが、
熱心なほど、教育に失敗する
(今日中なら会員登録ナシで読めます)
と題したコラムを書かれていました。

私も、自分が育児をするようになって、
子供の教育や育つ環境について、より身近な問題として
考えさせられる機会が増えています。

宋さんのコラムの中で、うまい例えだなーと感心したのが、
相手にいくら愛情を注いでも、片思いなら、
その愛情が相手に届かないこともあると例えた上で、
以下のように続いています。
>ただならぬ情熱とエネルギーを注ぎ込んでも、
>教育に失敗することはあります。
>主観的な愛情に自信を持つあまり、
>教育の客観性を忘れた結果です。

ここで書かれている「教育の客観性」というものには、
様々な解釈があると思われますが、
子供が進みたい道とは違う学校へ入れたり、
子供自身に学ぶ楽しさを教えないまま詰め込んだり、
子供の意思とは別に親の見得のために進学させたり・・・
ということなのかな?と私は思いました。

こと、「親の愛情」と、取り上げられると、
「注げば注ぐだけ、子供によい影響がある」と考えがちですが、
恋愛を例に考えれば、子供に届かない愛情だってあるというのが
現実なのかもしれないと、妙に納得してしまいました。

また、
>子供により良い教育を受けさせようと必死になっている親たちは、
>自分の生き方と日々の生活を軽視している傾向があります。
こういう親は、私が子供の頃からいらっしゃいました~(汗)。
子供の人生を、まるで自分の人生であるかのように、
同時進行で生きているお母さん。。。
自分の存在価値を、子供を通して主張するカンジのママ。
子供には子供の人格があり、付属物ではないのに。。。
と思うことがありました。


私が育児をしていく上で、忘れないようにしようと思っていることが、
「子供の人生に寄りかからず、私は私の人生を生きよう。」
ということです。

これを忘れないように、
チビが産まれる頃に、ある本に載っていた詩を壁に貼っています。


 あなたの子供は、あなたの子供でなはい
 
 子供たちは生命自身の力から
      生まれた息子たちや娘たちである
 子供たちはあなたを通って出てくるが
      あなたから出てくるのではない
 子供たちはあなたとともに存在するが
      あなたに属しているのではない

 あなたは弓であり、子供は生きた矢として
 そこから前に飛び出していくのだ

 ハリール・ジブラーン(レバノンの詩人)


きっと、私も教育に熱心にはなると思うのですが(汗)、
それでも、子供の人生は子供自身のものであると、
いつも忘れないようにしていきたいと、
改めて考えさせられました。

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価値観がぐるぐる・・・

最近、こちらのブログを中々更新できず、
申し訳ないというか、見てくれてる方も減っているはず・・・(汗)。

1つには、何だかメチャ忙しくなっているのもあるのですが、
それ以上に、私の価値観がまたもやぐるぐる・・・
と変わり始めているのもあって、
「こう思う!」と言えない毎日を送っております。

去年の今頃、やっと念願のアパートを1棟買えて、
「株式投資で永遠に利益をあげ続けるのは難しいから、
 インカムを得られる不動産投資こそ最強だ!」
と思っていたのですが、
今の私は、
この前半にも後半にも「うむむ・・・」というカンジなのです。

まずは、今年になって、
株で、かなり長期に渡って利益を上げ続けている人に
数人お会いする機会があり、しかもコーチを受け始めたこと。
でもって、最初は損もしましたが、
今のところ、私の想定以上の利益がでていること。

・・・まあ、これは市況にもよりますので、
私の株式投資も長期に渡って成功するのかは、
今の時点では何とも言えませんが、
証券会社時代に勉強してきた投資法とは全く違う着眼点で、
頭の中のネジをギシギシいわせてひねる必要がありました。

後半についてですが、
不動産投資は最強・・・じゃないな・・・(汗)。
と、実感したことですね。はい。
これは想定していたより保有コストがかかること。
税制や制度改正によって、環境が変わりやすい投資であること。
・・・ま、保有してみて、初めて分かることでもありますが。

しかも、物件の価格は上昇し、利回りは低下したのに、
金利が上昇傾向で、借入して投資をする旨味が減ったこと。
また、REITの増加+余剰分譲物件の賃貸放出により、
賃貸物件市況が急速に悪化しつつあること。

もちろん、どちらも投資である以上、
市況によって、判断を柔軟に変える必要があるのですが、
このブログを始めた頃は、
お金のことは大体分かった気分で書き始めたのに、
それは、大きな過信だったんだと今更ながら恥ずかしく思ってます。

今年は去年以上に沢山の方との出会いがあり、
投資手法は1つではないし、
大きなお金の流れは、まだまだ知らない所を随分流れているし、
私にとって貴重な時間は、
それらの勉強に費やすべきだなーと思う毎日なのです。

私が最近思う事といえば、
最強の投資は、ついている人たちとの縁の広がりなんだな
ということです。
そして、この人たちから教えられる情報は、
全て一度受け入れ、自分なりに勉強して補強し、実践し、
自分をステップ・アップさせることを楽しむ気持ちが
お金の流れを引き寄せる一番の近道かもしれないということです。

来年の私は、この季節に何を学んでいるのか・・・
まだまだ私の価値観ぐるぐるは続きそうです(汗)。

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団塊の世代の再婚願望

10月16日のサンデーニッケイのThe チョイス
でのアンケート結果を見て、「へぇー」と思いました。

団塊の世代の既婚男女に、
連れ合いを失ったら再婚するか?と聞いたところ、
90%が再婚しない という結果だったそうです。
しかも、再婚すると答えた10%の大半が男性。

女性の意見は、
家事の負担が大きいことや、
再婚しても相手の老後の世話をするみたいで嫌、
遺産分割が面倒になる ・・・などなどだったようです。

もちろん、再婚しないとした人たちは、
生活の基盤が、遺族年金その他で確保できて、
自分の生活が満喫できる
・・・という隠れた前提はあるかと思います。

とはいえ、90%は高いですよね。
ただ、私自身も、多分、再婚はしないと思います。
1回結婚してみたら、経験としては十分だし(笑)、
一人ですが、子供も持てましたし、
あとは自分の人生を満喫したいなーと思います。

・・・と、他人事のように考えていたのですが、
こういう感覚、どうなんでしょうね?
だって親の世代がこの感覚だと、
晩婚化が更に加速するのも当然でしょうし、
特に女の子は、結婚に夢を見られなくなって、
独身を貫く人も増えそう・・・と思ってしまいました。

ウチはたまたま男の子ですが、
私が女の子を持っていたら・・・ヘタに早く結婚するより、
自分の人生を充実させてからでも十分!
・・・と、思わなくもありません。

従来であれば、給与や待遇その他において、
男女差は激しく、女性が独身のまま老後を迎えると、
全く働いてこなかった専業主婦の女性の方が、
老後の年金等の待遇が手厚いという面がありましたが、
これに対する不満も多く、
将来的には変っていくと思いますし、
職場その他において、女性でも活躍できる場が、
今後も増えていくと思うのです。

それに対し、こと家庭という単位で見直すと、
女性の立場は、そう大きく変化してません。
家事、育児、介護など、
女性がキャリアと両立していくには、
明らかに女性の負担が大きいことが見えてきています。

人は一人では生きていけませんし、
お金さえあれば、十分な老後を過ごせるとは限りませんし、
子供を持つというのは貴重な体験であることは、
私も間違いないと思います。

ただ、チビが成長した頃の社会では、
家庭の中での女性の役割にも変化があるのかも?
と思うようになってきました。
逆に、変化がないままでは、少子化をくいとめられないだろうとも。

チビに、家庭の中での彼の役割をどう教えていくべきか、
非常に考えさせられたアンケートでした。

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使いこなす道具とお金

久しぶりに、フィルムを現像に出そうとして、びっくり!
一時は、街中、どこにでもあった、
「ネガと現像込みで580円」という広告板が
姿を消してしまっておりました。いつの間に~(涙)!

すっかりデジカメが普及してしまい、
安価で量をこなしていた現像屋さんは生き残れなく
なってしまったのでしょうね。。。

仕方なく、近くの50分プリントショップへ持ち込んだら、
1枚37円、合計1800円も取られました~(怒)!
現像された写真を見ても、色が悪いし、高すぎだよ~!

デジカメを使い始めると、写真を自分で直ぐに確認できるし、
PCに保存できるし、全部印刷する必要もないし、
最近は、コンビニや写真屋さんの機械で簡単印刷できます。
個人的には、フィルムカメラの柔らかさも好きなのですが、
この便利さ、手軽さ、やっぱり、デジカメ!ですよね~(苦笑)。

しかも、デジカメを使うようになって、写真の保存自体、
アルバムを使わなくなりました。
写真にかかっていたコストを考えると・・・
・フィルム
・現像
・アルバム
が無くなります。細かく言うと、必要ない写真の現像も不要。

・・・なんて言っていたら、最近はもっと身近なカメラが。
そう、携帯電話についた写真機能です。
最近は、デジカメすら持っていくのを忘れ、
携帯でチビの写真を撮る事もシバシバ。。。

私が携帯を取り出すと、「お写真撮って」と言ってポーズし、
その後「お写真見せて」と携帯電話を覗き込みます。
時々、Mini SDに保存している他の写真もみせると、
「○○に行ったね~。楽しかったね~。」なんて
思い出している様子のチビ。。。

うーん、時代が変わると、商品も変わりますね。
思い出の保存方法も変わります。
そして、それにかかるコストも(笑)。

簡単、ベンリ、キレイになる程、使いこなせなくなるのは、
お金も道具も同じなのかもしれません。
ここ1年で、
お金を使いこなしている人を沢山見るようになってから、
私も使いこなせるようになりたいと強く願っています。
あ、無駄遣いではないですよ。投資の話です。はい(笑)。

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えっと、タダでさえ、滞りがちな更新ですが、
一足お先に、長い夏休みに突入します。
ブログも8/6~21までお休みします。
再開は、6/22の予定です(予定は未定ですが・笑)。
皆様も楽しい夏休みを!
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人生を会社に捧ぐ?

昨日、離婚弁護士Ⅱというドラマを見ていました。
私、天海 祐希さんが大好きなんです(笑)。

昨日のテーマは、
急に生活費を入れなくなった夫を巡る家庭内トラブル。
奥さんは、ご主人の浮気を疑ったのですが、
実際は、半年前にリストラされていたという話。

ご主人は、
30年、会社の営業畑で頑張ってきた自分が
ボロ雑巾のように捨てられたことが納得いきません。

私の父の世代は、
こんなお父さんばかりだったように思います。
所謂、滅私奉公。
その代わり、老後の面倒も会社が見てくれていました。

でも、今のお父さん達は違います。
リストラは、特別な言葉ではなくなりました。
どんなに自分が会社につくしていると思っても、
会社は経費削減できるなら、
高い給与を払ってきたおじさん達を切っていきます。

実際に、こういう姿を見て、
・おじさんは大変ね~と他人事のように思う人
・自分の未来を想像してみる人
この違いは、其々の未来を変えていくように思います。

年をとっても、幸せに働いていられるだろうか?
リストラはないのか?倒産したりしないだろうか?
夫が病気になることは?事故にあうことは?

・・・こうして考えると、未来のことは不確定です。
サラリーマンとは、健康である大人が
自分の時間を売っているにすぎないことが見えてきます。
正社員といっても、バイトやパートより
少しだけ条件がいいというだけで、根本は同じです。

だったら、本気で働く必要はない?
そんなこと言っている訳ではありません。
私、仕事は本来楽しいものだと思っています。
自分のしたいようにやれればですが(笑)。

やはり、これからのサラリーマンは
自分自身の「稼ぎ力」が必要だと思うのです。
自分の面倒は自分でみるという覚悟。
これを内側にもつ人は強い。

収入の流れを複数持つことで、
1本が断たれたとしても生きていける。

昨日みた住友信託銀行のCM。
お父さんは、「今日は会社勤め最後の日」と
颯爽と出かけていきます。

これは理想の姿だとしても、
「明日からどうしよう」とか
「明日からは子会社出向で給与半額だ」と、
うなだれずにすむための準備。
そのための手段は、十人十色です。

まずは、「会社に頼らない」という選択肢を
考えてみるだけでも、一歩踏み出せると
思うのですが、いかがでしょうか?

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求められる人格

GW中に、敬愛してやまなかった元人事部長と、
十数年ぶりに、当時のメンバー8人で食事をしてきました。

元々は、当時の課長が、思うところがあって会社を辞め、
事業を始められたお祝いだったのですが、
ついつい昔ばなしに花が咲き、
すっかり忘れていた私の失敗の数々を語られ、
「穴があったら・・・」状態になっておりました。

元人事部長のF部長は、長いサラリーマン時代に
時期を空けて3回も人事にいた方です。
部下だった頃は、その思いなどを伺う機会がなかったし、
退任された時、私は東京にいて、
当時の事情を伺う機会もありませんでした。

私が採用された時の人事部長でもあり、
3回目の人事部長をされた時には、
部下として仕事の意義を教わり、本当に尊敬していました。
それでも、あの頃は、部長の本質が見えてなかったようです。
今回、お話を伺って、とても考えさせられました。

人事部において、部長が常に心がけてあったのが、
社内に色々な事情で仕事を干され、
本来の能力を発揮できていない人材がいないかを見極め、
適所に配置し、実力を出せる場を用意すること
だったそうです。
どんな人であっても、サラリーマン生活の中で
一度位は不本意な仕打ちをうけることがある。
でも、そのまま終わらせてはいけないと考えてあったとか。

同じ部で働いている頃、
部長は、色々な部をブラブラし、人と話をしてばかり。
ちょっと見、気楽なカンジに見えていて、
批判する人もいましたが、不思議と人望が厚く、
私たち部下も、大きな力で守られている環境でした。
そのヒミツを初めて知ったのです。

そして、
「本当の一流企業のトップになった人というのは、
人格も備わっている。口先だけの人間は
ある程度出世しても、最後の関門を抜けられない。
その理由に気付けた人だけが、
トップに立つんだろうね」とも言われていました。

本当にそうだな・・・と思いました。
この元部長は、退任後も何かと声はかかったようですが、
「退任後は自分自身の人生を楽しむ」と決め、
人の輪の中で楽しい毎日を過ごされているようでした。

部長にとっての生きる意味は、
偉くなることではなく、自分の人生を楽しむこと。
人に押し上げられて、一定の地位まで出世もし、
したい仕事もやり、会社にはしがみつかない。
すごく、カッコイイ上司だ~と、ホレ直しました(笑)。

お金や地位にふりまわされない。
こういう意思を貫くのは、簡単なようでいて、
実はとても難しいですよね。

久しぶりに、こうして部長にお会いできた意味を
考えさせられた休日でした。

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お姫様願望、セレブ婚

昨日の夜、フジテレビのEZ!TVを見ていたら、
「セレブ」に憧れる女性達の奮闘が放送されていました。
昔で言う、「玉の輿」願望も、
「セレブ婚」というと、ソフトに聞こえるのだとか。

一人は、
埼玉の遠いところにお住まいのお花を教える女性。
セレブの暮らしに憧れて、都内の教室で
身のこなしやマナーのクラスに、
毎月、給与の半分を投じている。。。

もう一人は、
慶応大学病院の側の狭いアパートに住み、
お医者さんとの出会いを探して、
お見合いパーティに投資する30代の女性。

もう一人は、
ネット上の限定会員と一緒に
「お姫様」気分を楽しんでいた女性。


「お姫様願望」を20代の女性が持つのは
理解できなくはないのですが、
2番目の女性のように30代になってしまっては、
少々遅すぎる気がしてしまいました。

というのも、本気でセレブ婚を目指すなら、
努力のしどころが違う気がしたからです(苦笑)。

「セレブ=お医者さま」なのか?は別として、
その医者側の要望まで見えていない気がします。
つまり、あなた達がステイタスを求める相手なら、
あちらも結婚相手の女性にはステイタスを求めてる。

本気で、医者と結婚しようと思うガッツのある女性なら、
スチュワーデスやアナウンサーなどの職業について、
相手の願望を満たす位の頭を使わなくちゃ(苦笑)!
しかも、そういう感覚の男性に対しては、
女性は20代でなければ、その職業も色あせます。
まさに、ドラマ「大和なでしこ」の世界です(苦笑)。

「私はおっとり育ったので、お品のいい男性じゃないと
 お話が合わないんです」
・・・って、お医者さま以外の男性には笑顔も見せない
女性が「おっとり育ち」なのか???でした。

そして、最初の女性のように、形から入る自己投資は、
いずれ自分で止める決断をするしかありません。
彼女は、「4世帯同居で暮らす埼玉の暮らしより、
セレブ講座を受けている私の方が本当の私」
と話していましたが、うーん・・・。

私が見ていて、セレブ婚の見込みがありそうなのは、
最後の女性でした。
何が違うのか?というと、
ドレスアップした彼女には、輝きがあったからです。
20代の希望多き時期の輝きかもしれませんが、
今の彼女なら、男性にモテるでしょうし、
その中にセレブが含まれる可能性もあります。


ふと、自分を振り返ってみると、
方向違いの自己研鑽は色々してしまいましたが、
私はあまり、こういう「玉の輿」願望はありませんでした。
容姿の問題を別として(笑)、理由を考えてみると、
両親に「自立しろ~!」と言われ続けて育てられたから、
「玉の輿」という考え方に違和感があったようです。

今になって、よく分かるのですが、
実は、こういうご主人に依存する関係というのは、
女性にとって、リスクの多い人生です。
自分の力でお金を自由にすることができない、
お金に振り回される人生だからです。

セレブ婚を目指す女性は、お金を自由に使えて、
優雅にすごせる人生を夢見ているようですが、
本当にセレブ婚を達成できたとしても、
自分の価値観を変えられなければ、
「こんなはずじゃなかった」ということになります。

3人の女性達の姿を見ながら、
やはり「お金に振り回されない」教育って、
すごく大事なんだな~とつくづく考えさせられました。

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女性が自己啓発に求めるもの

昨日は、「カラーセミナー」なるものに参加してきました。
平日の10:00~17:00と1日潰れる上、費用52,500円です。
「いったいどんな人が参加されるんだろう?」と、
行く前から興味津々でした。

会場は両国国技館の側。
ちょうど、桜が満開で、お天気はいいし、
ブラブラ花見をしながら会場まで行きました。

会場に入ってみると、
セミナー参加者は男女ほぼ同数。
同じ席の女性に伺うと、
会社で自己啓発用の枠が10万円あり、
好きなセミナーを受けられるという恵まれた人もいましたが、
有給休暇を使って自費で参加している女性や
大学に入り直して建築の勉強をしている女性もいました。

このセミナー自体は、不動産経営にカラーを生かすには?
という位置づけがされていたのですが、
私も「不動産セミナーなのか微妙だな」と思いましたし、
その分、色々な方が参加されたようでした。

ここ1年ほどは、私の場合、
セミナーというと、不動産投資に関するものばかりで、
受講する目的がはっきりしていたのですが、
「受講することで利益に繋げたい」という視点を持たない人も
参加するセミナーに参加したのは久しぶりでしたので、
彼女達をみていて、昔の自分を思い出していました。

半分仕事が生きがいのような「よき勤め人」だった頃、
理由もなく、ただただ「このまま一生働くのは嫌だ」
「私にも、もっと自分を生かせる場があるはずだ」と、
とにかく手当たり次第に資格をとったり、
本を読み漁ったりしていたころがありました。
全く、出口が見えず、
犬が自分の尾を追いかけていたような時期でした。

彼女達の話を聞いていると、
やってみたいことが沢山あるのは理解できたのですが、
結局、何かが違うと思ったり、満足が得られずに、
次から次に新しいことにチャレンジしている時期なのかな?

これって、例えが悪いかもしれませんが、
人によっては、ブランド品を次々に買い換えるカンジです。
こちらは自他共に「浪費だ」と認識しやすいのですが、
自己啓発の場合は、「役にたたない」とはいいきれない分、
ますます、次を求めてしまうような気がします。

私自身、このテの浪費もしてきましたし、
誰でも通る道なのだとは思いますが、
自分の心の中の根本的な渇望がどこからきているのか?
そこに気付き、その部分を変えられると、
本当に自分がやりたいことが見えてくるのかもしれないね
と思ってみていました。

挑戦することは悪いことではありません。
でも、一度立ち止まって、
得られた成果を自分に落とし込まないと、走り続けながら、
ただ年を重ねていくだけになってしまう気がします。
私にもそういう時期があったから。
私なりのエールだと思って聞いてもらえればと思います。

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命の尊さ

今朝、実家で飼っていた
ゴールデン・レトリーバーのボスが亡くなったそうです。
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彼は、私が結婚して家を出る時、
両親2人の生活が寂しくないようにと、
弟と2人で贈った子でした。

私と弟が子どもの頃、
何度も何度も「犬を飼いたい」と言ったのですが、
過去に犬を亡くした経験があった父が
頑として首を縦にふることはありませんでした。

それ程の犬好きですから、
実家にボスがやってきてからは、もうメロメロ(笑)。

暫くして、
「犬がいることで、こんなにも生活が潤うなんて。
 お前達が子どもの頃に、犬を飼ってやらなかった
 ことを、今になって後悔している」
と、父からメールが来たのを覚えています。

都会で見かけるゴールデンとは違い、
田舎でのびのび育っていましたから、
「ゴールデン」なはずの体毛はどろだらけ(苦笑)。
その上、夏は暑いはずだからと、
父が勝手に毛を切ってしまうので、
ちょっと見、「ナゾの犬」になっていました(笑)。

人が大好きで、実家に人が来ると、
飛んでいってお出迎えするし、
ムダ吠えをしない犬種のはずなのに、
何時も元気に吠え、隣近所に泥棒が続いた時も、
ウチの実家だけ泥棒にあいませんでした。
(お金がないって思われただけ?!)

離れて暮らしていた私でも沢山の思い出がありますので、
共に10年以上暮らしてきた両親にとって、
家の前の大きな犬小屋の主の不在や、
彼がコレクションしていたボールの山、
散歩用の紐などなど・・・
彼の不在は、私が想像している以上に大きいと思います。


犬の寿命は短い。
これは、飼う時から分かっていたことです。
正直、父がペットロスの症状がでてしまうかも?
と心配はしていたのですが、こうして失ってみないと、
本当の命の尊さを実感できないものなんですね。

ボスは、昔から食欲旺盛。散歩大好きでした。
今朝も父と散歩に行って、
道端にあった何かを口に入れてしまったそうです。
その何かに、犬の身体に良くないものがついていた。
彼は歩けなくなって、そのまま息をひきとったそうです。

こういう亡くなり方だっただけに、
父は自分を責めてしまっているようです。
天気がいいからって、遠回りをしなければ・・・と。


病院から戻った彼は、
昨日母に洗ってもらったばかりで、
美しいゴールデンの毛並みをふわふわさせ、
いつも通り、まだ、実家の庭に横たわっているそうです。

母は「『ほら、起きなさい』って、何度もボスの背中を
叩いてみたんだけど、起きてはくれなかったのよ。
それ位、自然で、何時も通りで、身体もまだ温かいの。」
と言っていました。

今日の夕方、弟が仕事の後に実家に寄って、
福岡の家族だけで埋葬するそうです。

彼は両親からの愛情を沢山受けて、
そして、彼も両親へそれ以上の愛情を注いでくれました。
彼がいたことで、愛情や命、季節のうつろい。
・・・色々なことに気付かせてくれました。
本当に心から感謝しています。ありがとう。
boss


今日は、ちょっとブログのテーマからは離れているような
気もしましたが、「お金」も大事だけれど、
それは「命」があってのもの。
このことは、いずれチビにも伝えていきたい
(今は、まだ「死」を理解できていませんので)と思っています。

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多数派同調バイアス

私がアパート投資の師匠と慕う、沢 孝史さんの新作
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不動産投資を始める前に読む本
―お宝不動産を手に入れよう

を読んでいて印象に残ったのが、この言葉でした。

「多数派同調バイアス」
ネットで調べてみると、
韓国の地下鉄火災やスマトラ地震等の災害時に、
危険な状態にありながら、人の心理が正常を保とうとし、
無思考状態に陥ることを指しているようです。

沢さんは、
>私から見ると、最近の経済状況、年金財政、
>国家財政の窮状から考えて、日本のサラリーマンは
>「火災で煙が充満してきた車内で
> 平然と座っている乗客」と重なって見えます
と、書かれています。

元々日本人って、「人と同じである」ことに価値を見出し、
違うことをしようとしたり、「出る杭」になることを恐れ、
また、他人がそうした行動をとろうとすると批判的に
なりがちな気がします。

昔からの例え話の「アリとキリギリス」でいうと、
「勤勉で働き者のアリ」は素晴らしく、
「遊んでばかりで怠け者のキリギリス」は全てダメだと。
確かに、こんなキリギリスがお金持ちになって、
真面目なアリが一生、かつかつの生活しかできないのは、
一般心理から考えると、受け入れがたいものがあります。

・・・でも、私の経験でいうと、
真面目に長時間勉強しても成績が上がらない私と、
授業中、ノートもとらないのに、いつも100点をとる友達。
もちろん、彼も影で努力をしていたのかもしれませんが、
やはり、圧倒的な能力の差があることを
子どもながらに知っていました。

お金に関しても、
現実社会では、同様のケースが見られます。

これも私の経験なのですが、
キャリアアップの為と、仕事の傍ら資格取得に励み、
持っている資格は片手では足りない程です(苦笑)。
でも、資格を取った=収入が良くなる わけでも、
お金持ちになれるわけでもありません。

つまり、人と同じことをして、安心しているだけでは、
本当に身の周りで起こっている危機に気付けてさえいない
可能性があるということです。

今朝の日経新聞の一面に
「4月1日からこう変わる」特集がありましたが、
・国民年金保険料が一人1月280円引き上げ
・雇用保険料率引き上げ
・普通預金のペイオフ解禁
など、一般家庭にも影響のある改正が挙げられています。

「でも、みんな何もしていないみたいだし、大丈夫だろう」なんて、
まさに「多数派同調バイアス」な無思考状態に
なっていないでしょうか?

このところ紹介してきた、
「子どもの金銭教育」に関する本に関して、
私のコメントは、とても辛口で受け入れがたいと思われている方も
実際には多いだろうと、分かっています。

でも、これらの本を読めば読むほど、
ここにも「多数派同調バイアス」が存在することを痛感しました。
つまり、書き方はどうあれ、9割の本が、
「働かざるもの食うべからず」という主観で書かれているのです。
勤労所得だけでは老後に備えることは難しいという価値観を
大部分の人が見過ごしているように思えます。

私自身は、まだアパート投資を始めたばかりで、家計全体で言うと、
私の勤労所得で得ていた年収と同じくらいの家賃収入しかなく、
ローンの支払いをすると、手取りは半額程度になってしまいます。

それでも、9時-5時、会社のPCとにらめっこし、
夕方からは、育児・家事などでてんてこ舞いしていたことを考えると、
今の私はあきらかにキリギリス的な暮らしをしています。

私自身はPCでの事務処理やエクセルのマクロ作業が得意で、
働くことは全然嫌ではないのですが、
今は2歳の子との生活も大事にできるキリギリス生活があることを
知って、価値観がガラリと変わってしまいました。

ただ、今、一般的な方々が持つ価値観から、
今私が見始めた価値観を想像することが難しいことは、
私も経験者ですから、よく分かっています。
「価値観を変えるのは難しい」・・・だからこそ、子供達には、
もっと柔らかい発想を持って欲しいと願わずにはいられないのです。

自分のお子さんが「他の子と違う」ことに悩むママの姿をみかけると、
「その個性をもっと伸ばせるかもしれないのに」と思うこともあります。
これからの子供達は、
「人と同じであることに安心」していたら、生き残れなくなります。
集団自殺なんてオカシイ。
生きることはこんなに楽しくて面白いことなのに。
と思える子どもが沢山育って欲しい。

そのためにも、未来を夢見られる社会になってくれたらいいな・・・
これからの価値観は、以前とはガラリと変わっているよ
ということを発信し続けていきたいと思っています。

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