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2005/08/31

サラリーマンが地主になって儲ける方法

book00153サラリーマンが地主になって儲ける方法
山田 純男 著
東洋経済新報社
★★☆☆☆
借地権の売買はよく聞くようになりましたが、
これは底地を取得して地主になるという
投資法について書かれた本です。

この本は、お盆の帰省前日に本屋さんでみつけ、
興味があったので、その日に読んでしまった本です。

最近、不動産投資のブログを読まれている方なら、
目にするようになった借地権付きのアパート取引。
底地まで買えれば、所有権付きのアパートになる
・・・という発想は見たことありました。

こういう話から、
「じゃあ、底地だけを手にするのはどうなんだろう?」
と、どうして自分の頭をひねってみなかったのか・・・
自分の柔軟性の無さを反省させられました(汗)。

この本によると、
一番のお勧めは旧法借地権の底地なのだそうです。

メリットは、
・地代が入り
・建物のメンテなどの手間がいらないこと
・空室リスクがないこと
・出口に選択肢がある(と言っても、売れるかどうかは相手次第)
・更新料や借地権売買時の名義変更料も入る場合があること

デメリットは、
・売却しにくいこと
・このため借入できないこと
・相続税評価額が高い上に物納しにくいこと

付け加えると、建物がないので減価償却できないことでしょうね。

帰省中に、師匠に質問したり、
元銀行員の父に話を聞いてみたところ、
やはり、流動性が低すぎて、一般的に情報を得るのは難しく、
仮に買えたとしても、通常の不動産以上に、急な売却は難しく、
サラリーマンが初めて行う投資として薦めるのはどうなんだろう?
という反応でした。

もう既に、物件を多く持ち、資金的にも余裕がある人にとっては、
相続税支払いのために急いで売却したい人などから安く買える
ケースを生かせばおいしい取引にはなるようです。

実際の事例として、競売で購入する方法や、
融資が受けられない分、複数人で共有投資する方法、
この著者のもつ底地ファンドに投資する方法などが
紹介されています。

うーん、正直、どれもイマイチ(笑)。
私が不動産投資をする意義として考える方向性とは、
あまり合致しなかったのですが、
人とは違う視点を持たなくちゃ!と反省させられた点では、
気付きの一冊となりました。

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コメント

「旧法借地権の底地」って売ってるの見たことないです。
本のタイトルからすると、サラリーマンでも簡単にできるような方法のように見えますが・・・・(笑)

まあ、なかなかできないということは、簡単にできて失敗するリスクが高い方法を推奨するよりはましかもしれませんね。(笑)

投稿: ムサシ | 2005/08/31 10:45

先日マサさんの勉強会でご一緒した大塚です。
旧借地法の底地をいくつか持っていますが、メリット少ないですよ。確かに空室リスクやフリーメンテナンスですが、地代は安いし、更新料も数十年に一度、借地人と地代でもめる(相続などで人がかわる場合が多い)と、裁判して供託になるし、そうなるとまず売れないし、さらに更新料ももらいにくいし。。。
借地借家がらみでおすすめのものはあるので、またお会いした時にでもお話しますね。

投稿: 大塚 | 2005/08/31 10:51

ムサシさん、私も見たことないです(笑)。
この本によると、信託銀行などのツテがあれば・・・だそうなのですが、一介のサラリーマンには中々難しいですよね。

>簡単にできて失敗するリスクが高い方法を推奨するよりはまし
なるほど。そういう考え方もできますね(笑)。
いつも勉強になります~。

大塚さん、こんにちは。
・・・さすが、実際にお持ちになってある方の言葉は重いですね。勉強になります。

>借地借家がらみでおすすめのものはあるので
え?!うわ~何でしょう?お話を伺うのが楽しみです(笑)。

投稿: 三田 | 2005/08/31 11:01

我ながら余りに手抜きの書き込みを反省したところに、三田さんの同じお題の充実した日記を発見!勝手にトラックバックさせて頂きました<(_ _)>

勝手ついでながら、私の書き込み (http://plaza.rakuten.co.jp/tarnech/diary/200508290000/) へもトラックバックして頂けると有難いです。

投稿: 砥板 | 2005/08/31 11:39

砥板さん、本当に勉強熱心ですね。
私、最近、新しい本を中々手にとらなくなっているので、勉強しなくちゃと反省していたところでした。

TBありがとうございます。こちらからもTBさせてもらいました~。

投稿: 三田 | 2005/08/31 11:50

三田さん、早速のご対応ありがとうございました<(_ _)>

>本当に勉強熱心ですね。>

いえいえ、この不動産や投資の本は好きなんです。
ですから勉強と言うより、家内の言うとおり趣味なので、あッと言う間に読んでしまいます(笑)

今読んでる「MBA財務会計」(金子智郎著)辺りになると、これはもう勉強の類なので歯を食いしばらないと読めません。
( ̄▽ ̄;)

今日は広瀬さんのブログと浦田健さんのメルマガで同時に紹介された 「http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4534039506/250-3476448-3965047」 をアマゾンマーケットプレイスで予約注文(定価の6掛けで)しました(笑)

誰しも好きなことには夢中になります。
なので、好きなことが仕事だったら、楽しいのは勿論のこと、他に秀でることができるので成功するというのが本田健さんなんかの教えですね。

投稿: 砥板 | 2005/08/31 12:26

あはは。
私もこの本、注文しました。
早く読みたかったので、定価で買っちゃいましたが(笑)。

私も「好きこそものの上手なれ」になれるといいなと思っています。

投稿: 三田 | 2005/08/31 12:43

借地権や底地・・・・投資手法が様々なのが不動産投資の奥深さですね。
一日で読みきってしまう三田さんもすごいですね。家事も、子育ても、投資もされながら・・・
私は毎日、時間と戦ってます(TT)

投稿: ぺっぺ | 2005/08/31 22:12

ぺっぺさん、そーですね。
不動産投資とひとまとめにしても、店舗系は全く違う基準で選ぶ必要がありますし、奥が深いですよね。

時間ですか・・・私も勤めていたときは、いっぱいいっぱいでした。最近は、9:00-17:00が私の不動産タイムですので、その間にガーっと調べ物したり、お金の管理をしたり、その他勉強しております。
チビが保育園から帰ってきたら、私も時間との戦いです(笑)。それでも、勤めていた頃よりは、心にゆとりがあるので、楽しいですけれど(笑)。

投稿: 三田 | 2005/09/01 09:26

こんばんは。TBさせていただきました。
個人的には底地を買いたい(ただし相続の問題もあるので法人で)のですが、おっしゃるとおり売り物が殆んどないんですよね。

投稿: なかざわ | 2005/09/24 00:50

なかざわさんTBありがとうございます。

そうですね。
でも、お仕事の繋がりで情報収集されると、
私達のような個人よりは情報が入りやすそうな気がします。
今後のログを楽しみにしています。

投稿: 三田 | 2005/09/24 08:19

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