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2006/10/30

賃貸アパート・賃貸マンション 経営の極意

Book00175jpg賃貸アパート・
賃貸マンション
経営の極意

20人中19人が失敗している
業界の常識を打ち破る

松原 民樹 著
ダイヤモンド社

不動産投資の本では、
・誰でも読み易い「庶民派」系 と、
・完全なビジネス書系 に大きく分かれると思います。
この本は、完全に後者なのですが、
この手の本に多い、判断指標がズラズラと並び、
結局、よくわからなかった(汗)本とは一線を画していました。

2002年に発刊されているので、
既読の方も多いのかもしれませんが、
私にとっては久々の硬派な良書だと思いました。

この本の最後に書かれているのですが、
>市場経済を形成している根幹となっているのは
>「株」と「金融」と「不動産」です。
>そしてこれらが影響を受けるのは
>「税制」と「法律」なのです。
と完結にまとめ、これからの子ども達が社会に出る前に、
その基礎を知っておくべきではないか?と結ばれています。

不動産投資の本を読んでいて、時々思うのが、
「この人、全く株式投資をやったことがないな」と思われる、
一方的な株式投資への批判ですが、
この著者の本は、それらの本とはニュアンスが違うなーと
思って読んでいたら、ベースにこのような理解があったんだと、
妙に納得してしまいました。

最近、大家さん友達とお話していて思うのが、
不動産投資をサービス業と捉え、「顧客満足度」を意識し、
常に勉強し、実行している大家さんと、
不動産を買ったことに満足し、手持ち物件に手をかけることに
あまり感心がない方に分かれてきたなーということです。

この辺りが、株式投資やFXとは違って、
購入後も手やお金がかかることは事実なのですが、
「顧客満足度をあげる」ことを考えるのは楽しいし、
色々手を入れることで安定的な収入があるのは、
私の場合は、心の平和に大きく影響を与えています。

この本を読むと、非効率な部分もあるけれど、
改めて、不動産という投資手法もアリだと私は思いました。

ビジネス書を読みなれていない方には、
とっつきにくい文体かもしれませんが、
不動産にまつわる背景、税制や法律などの方針転換の経緯など
かなり深い知識に基づいて書かれている良書です。

つい先日の「どろぼー」で発覚した、
入居者がかけていた損害保険について、
どうして、更新時に自動車保険のような「無事故割引」がないのか?
という問題提起にも、目からウロコが落ちました。
ホント、世の中は、色々な視点で見ることが大事ですね。

まだ読まれていない方がいらしたら、ご一読下さい。

そうそう、マサさんは、既にこの方のセミナーに行かれている様子。
さすが、勉強熱心ですね。頭が下がります。はい。

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コメント

おもしろそうな本ですね。アマゾンで買ってみます。僕の場合は不動産もある程度ほったらかしなので、いけないかもしれません。為替も株もできるだけほったらかしを考えているので、どうなることやら。。。。

投稿: フリーパパ | 2006/10/30 14:08

先日のブログで書いた話のほかにも面白い話が聞けました。
川越資産形成倶楽部では、過去のセミナーのビデオを貸してくれるので借りて見てみるのもいいかもしれませんよ。

川越資産形成倶楽部は、参加費も無料ですし。

投稿: 三代目大家マサ | 2006/10/30 14:38

ひぃー。
フリーパパさま。レスポンス速すぎです(汗)。
この本は中々興味深かったです。
この本を読みながら、
ウチの場合、不動産収入以外に諸費用を経費化できないので、
当面、このメリットを利用しない手はないな~と思ったのです。
フリーパパさまとは、今いる投資のレベルが違うのに、
丸々真似はできないんだと改めて気付いた次第です。

マサさん。
本当に勉強熱心ですよね。ホント感心してしまいます。
セミナービデオの貸し出し、お願いしてみます。
ありがとうございます。

投稿: 三田 | 2006/10/30 14:49

いつも参考になる本をお勧めしていただいて感謝です。
大きな本屋にゆっくりと足を運べないので助かります(^^)

>これからの子ども達が社会に出る前に...
本当の教育って何だろうって、高校の世界史履修問題を見ていて思いますね。
外部企業から講師に来てもらったりする学校も増えてきたようですが、
本当に世の中で必要な知識を教えていただきたいものですね。

投稿: ぺっぺ | 2006/10/31 11:44

ぺっぺさん
紹介する本が、参考にして頂ければ嬉しいです。

>本当の教育って何だろうって、高校の世界史履修問題を見ていて思いますね。
本当ですね。
最近は、子供の進路を意識しながら、このような話題を見ています。
世界史は、やはりこの時にしか教わらない内容ですし、
海外との交流の上では、相手の国の背景を知っておくのは大事なので、
教えておいて欲しいと思わなくもないのですが、
ダンナ(理系)を見ていると、教わったはずなのに、
世界史に関して、びっくりする程知らなかったりもするので、
興味がないことを教えても、テスト対策レベルで忘れるんだなー
とも思うのです。
私(文系)の場合も、高校の数学や物理には苦労して勉強したのに、
やっぱり、今は何も覚えていませんし(汗)。
平均的な教育を施すこと自体を再考したり、
日本史にしても、高校で頭からやり直すより、
中学校からの6年間で、近代史まできちんと教えたり、
この本でも言われているように、社会に出たら、
否が応でも直面する経済のことに興味を持たせるなど、
教育の中でもっと見直すべき点があるように思うのですが。。。

投稿: 三田 | 2006/10/31 13:22

面白そうですね。
さっそく読んでみます。

>これからの子ども達が社会に出る前に...

私もここに反応してしまいました。
自分を振り返ってみても
ホントに教えて欲しかったことは
30近くになって自分で学んだような気がします。

ほんのちょっと視点をずらして教えてくれていたら。。。
そう思うことが今でもありますが
この恨みは子どもにきちんと伝えることで
解消しようかなと思っています。(^_^;)

投稿: ランゲルハンス島 | 2006/10/31 14:48

ランゲルハンス島さん

是非、ご一読下さい。

>ホントに教えて欲しかったことは
>30近くになって自分で学んだような気がします。
私も全く同じでした。
それまでに教わった価値観を一旦リセットするのが大変で、
新しい知識をそれから吸収したカンジでした。

私の場合、自分の子供には、あの価値観を植えつけたくなくて、
でも、今の教育制度の中で、どの道を行かせると、
新しいことを学ぶのを楽しめ、様々な視点を身につけさせ、
生きぬく力を育めるんだろう?とつくづく考える日々です。

結局、子供本人が気付かないとダメだとはいえ、
私のような遠回りをせず、自分の人生を切り拓いてくれるといいなー
と思っているのですが。

投稿: 三田 | 2006/10/31 15:54

面白そうな本ですね。
最近、夜に子どもの進学の勉強を夫婦で見ているのですが、勉強になることが多いです。子どもの心の動き、興味、強さ、すばらしさなど見えてきます。また子どもは、現実的な厳しさや、おもしろさ、夢を感じながらやってるようです。塾に行かせれば学力は効率よく伸びるでしょうが、手を掛けて一緒に生きていくのもなかなかいいものです。
これで合格できればバッチシなんですけど・・・
はて?はて? どうなることやら(笑)

投稿: とっちゃん | 2006/10/31 22:52

とっちゃん様

まだお会いしたこともないのに、お2人の姿が目に浮かびました。

>子どもの心の動き、興味、強さ、すばらしさなど見えてきます。
>また子どもは、現実的な厳しさや、おもしろさ、
>夢を感じながらやってるようです。
・・・本当に素晴らしいと思います。
こういう風に感じ、文字にできるお父さんに育てられる
・・・すごく憧れます。

ダンナを見ていても、受験は一種の技術だと思うんです。
極めても、合格したら、そこがゴール。その先がない。
でも、とっちゃんさんご夫婦のなさっている教育は、
子ども達に未来を見せる力があると思います。
私もそういう親でありたいと心から思っています。

お会いできるのが益々楽しみになりました♪

投稿: 三田 | 2006/10/31 23:14

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