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2006/10/12

大富豪のおじいさんの教え

Book00171jpg大富豪のおじいさんの教え
高橋フミアキ著
Nanaブックス

丸善で何となく手にとってみた本だったのですが、
久しぶりに、心が温かくなり、
背中を押してもらった気分になれた一冊でした。

丁度、ランゲルハンス島さんのブログでも、
同じような話題が上がっていて驚いたのですが、
これまでは、子ども達に「お金」のことを教えたい
と思ってきたのですが、私が考えている「お金」とは、
「ただお金さえ儲かればいい」ということではないし・・・
と、一人モヤモヤしたものを抱えていました。

それもあって、私のもう一つのブログも停滞していたのですが、
この本の中の一文で、視界がぱぁ~っと開けた気がしました。
>お金さえあれば幸せになれるというのは間違っていますが、
>お金は絶対に必要です。
>お金に対する不安がある限り、人は幸せになれません。
>幸福を求めるならば、まずはお金の不安から解放される
>必要があります。

私が子どもに教えておきたいのはこういうことだなーと、
しみじみ思いました。

「お金に対する不安を抱える額」というのは、
その人の生活スタイルで全然違ってくると思いますし、
私の世代は、確実に老後のお金の不安も無くしておかないと、
心がお金から自由になれないのかもしれないと思っています。

一方で、お金だけに執着してしまうと、自分が生きていく上で
大事にすべきものの本質を見失うこともあると思うのです。
今の私にとって、最優先事項は、子供との時間を楽しむこと。
仕事に追われて、子どもを振り返る余裕をなくしかけたことで、
自分の時間を確保できる不動産投資に至ったのですし、
ホント、成長していく瞬間、瞬間を大事にしておかないと、
あっという間に大切な時間は過ぎていってしまうんだなーと
ちょっと前に撮った子供のビデオを見ていて思います。


この本は、著者がライターとして出会った成功者へのインタビュー
からつむぎ出された物語になっていて、読み手の心に、
じんわり、じんわり沁みてくるカンジになっています。
確かに、他の成功本とかぶる部分もあるのですが、
著者に「商売っ気」を感じないせいか、心が素直に温まります。

最初から終わりまで、沢山の気付きに出会えた本。
知識を吸収すればする程、「傲慢」になりがちであること。
周囲に信頼される人にならなければいけないこと。
沢山の人に応援される人でいること。
・・・箇条書きにしてみると、分かりきったことにも思えるのですが、
物語の中で、主人公の「僕」と同化していると、
何度も何度も納得し、改めて気付かされました。

この本は、もう一冊買っておいて、
子どもが社会に出る前にプレゼントしようと思っています。

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コメント

ちょっと読んでみたくなる本ですね。
読書の秋ですが、本業に振り回されて仕事の秋と化しております。(^_^;)
>この本は、もう一冊買っておいて、
子どもが社会に出る前にプレゼントしようと思っています。

そんなにいい本なんですか?さっそくネットで注文します。(^_^)

投稿: ガンタロウ | 2006/10/12 17:08

ガンタロウ先生
私にとっては、タイムリーに心に沁みた本でしたが、今の私の心の状態が、こういう本を引寄せたのかもしれませんので、誰でも心に響くのかどうかは分かりません(汗)。
でも、お時間のある時に読んでみていただければと思います。。。

投稿: 三田 | 2006/10/12 18:06

仰せのとおりだと思います。
早速ワタシも買って読んでみます(^^

投稿: ターネック | 2006/10/13 09:11

ターネックさん
お仕事もお忙しいはずなのに、本当に読書家ですよね。
私もその向学心、見習わせて頂きます~。

投稿: 三田 | 2006/10/13 16:07

お金の不安ですか・・・・

実際には、無知だったり、目を背けている人が多いようにも思います。

将来本当はやばいのに、「今は幸せ!」という人も多いような気がしますが、錯覚なんでしょうね。

投稿: ムサシ | 2006/10/13 17:16

さっき読み終わったのですが
こちらもとても似た内容かなと思います。


「ゼニの幸福論」青木雄二

本のテイストとしては対極ですが、(^_^;)

唯物論と観念論まで持ち出して
「幸せであること」と「幸せだと思うこと」の違いを解いてみたり。。

私はこれでちょっと目の前がひらけましたよ。

投稿: ランゲルハンス島 | 2006/10/13 18:00

あれれ?コメント返したはずが、残ってませんね。。。

ムサシさん
「今は幸せ」というのも、人それぞれですから、悪くはないのかもしれませんね。
例え老後に苦しくなっても、どこに幸せを見出すのかは、本人の選択なのかな?と。
老後に備えるばかりに、その時々を幸せにすごせないまま年を重ねていくのも本末転倒かもしれませんしね。

ランゲルハンス島さん
青木さんの本、ずっと前に1冊読んだきりでした。
久々に読んでみます。ありがとうございます。
私、自分を幸せにできるのは、自分だけなんだなーと思ったことがあるんです。
自分で身近にある幸せに気付けない限り、他から見たら羨む環境にいても、幸せになれないという意味で。
お金も、幾らあっても、自分が満足できない限り、お金を求め続けて生きていくことになるのかもしれませんね。

投稿: 三田 | 2006/10/13 20:34

無意識に将来のお金のことを、真正面から捉えるのを避けてしまうところが
あったのですが、不動産投資やブログや本を通じて真剣に夫婦で考える機会が
増えたように思います。
子どももそんな姿を見ているような気はします。
一度、読んでみますね(^^)

投稿: ぺっぺ | 2006/10/13 23:19

>不動産投資やブログや本を通じて真剣に夫婦で考える機会が増えた
ここがぺっぺさんちの素晴らしいところですねー。
ウチは・・・(汗)。

確かに親の姿勢を子供が見るのは大事な体験かもしれませんね。
私も親の姿勢を見てきたことが今に繋がっているのかもしれません。

投稿: 三田 | 2006/10/14 10:58

僕の書いた本がブログに紹介されてるって聞いて、
やってきました。
どんなことが書かれているのか、
著者としてはどきどきでしたが、
とても素敵な感想が書いてあって、

しかも、
「もう1冊買って、
子どもが社会に出るときに、
プレゼントしよう」っていう、

その言葉に触れた瞬間、
もう、涙がとまりません・・・。
ありがとうございます。

ライターを続けててよかったなって、
生きててよかったなって、
今日、このブログに出会って思いました。
ありがとうございます。

投稿: ポンポコです | 2007/03/03 02:02

ポンポコさま

ありがとうございます。
著者の方からのコメントで、ちょっと、びっくりしましたー(笑)。

ポンポコさんの本を手にとった頃は、
とても迷いの最中にいたこともあり、素直に心に沁みました。
やっぱり本の力はすごいですね。
ご本人の知らないところで、誰かの心を温めているなんて。

ウチの子が社会に出て迷った時、
この本が、きっと、メンターになってくれると思っています。

投稿: 三田 | 2007/03/03 17:03

高橋さんの本ってどこか温かい人柄が出てますよね。
最新刊の「夫のハゲはなぜ癇にさわるのか?」も
薄毛の方たちが頭髪に悩むエピソード、周囲の人の目線が
実用書とは思えないレベルで書かれています。
これは面白くて、ちょっと切なくて、前向きになる
本でおすすめです!

投稿: モー | 2007/04/18 15:44

モーさん、コメントありがとうございます。
あはは、またユニークな題ですね。
ウチの父は、ゴルビー・ヘッドですので、父の前では読めないかも(笑)。
いやいや、面白がるかもしれません。
今度、読んでみますね。

投稿: 三田 | 2007/04/19 00:00

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