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2006/11/27

日経日曜版より

先日からの減価償却費の論議の中で、
100%償却できるのは、機械設備などとされていたのですが、
昨日の日経を見ていると、建物も含まれそうですね。

私ですら「建物も100%にしてよー」と思ってた位なので、
資産が大きいクラスからの要望はもっと強かったのでしょうけれど、
企業の本社や工場などという風にしか紹介されてなく、
法人(や私のような個人事業主)の持つ建物全般が対象になるのか、
具体的な内容がイマイチ分かりませんが、
いずれ、はっきりしたものが公表されるのだと思うので、
ウォッチしていくことになりそうです。

昨日の日経には、他にも、
空きが目立つ民間賃貸住宅を活用して、
高齢者の入居を促す施策が広がっている例が紹介されていました。
ウチの物件がある福岡市でも、
あんしん居住サービス制度」というものがあるというのを
初めて知ったので、昨日は日経をじっくり読んで正解でした(笑)。

この記事を読んでみて、
地主さんが、国や自治体からの補助を受けて、
「高齢者向け優良賃貸住宅」を建てるというプランが、
自治体の財政難から、新規供給が滞っていると知りました。

まあ、福岡市周辺に限ってみても、
帰省した時に、車でウロウロしていると、
特定の地域で、賃貸住宅の空室がとても目につく所があります。
「借りたいのに借りられない」高齢者と、
「貸したいのに借り手がいない」大家を結べる手法としては、
福岡のような、見守りサービスや、
亡くなった後のことまで見てもらえる制度は、
高齢者にとっても、大家さんサイドにとっても、
一歩踏み出すきっかけになるのだろうなーと思ったのでした。

ただ、高齢者へのボランティアをしている母によると、
高齢者の住む家は、手入れが行き届かず荒れる
という話も現実としてあります。

介護保険の改正で、高齢者の居住環境を整えるのは、
公共では難しくなっているようですし、
ここを埋めるビジネスは、民間のアイディア次第で、
広がっていくと、より、今の空室が活かされるのかも
しれないなーと思いました。

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コメント

国や自治体からの補助を受けて・・・・というのは、今後は難しいでしょうね。

高齢者ビジネスは、一部の富裕層からは儲かるビジネスが出てきそうですが、庶民相手は、補助金とかが頼りなので難しいかと・・・
年金も減額されていくと思いますし・・・・

投稿: ムサシ | 2006/11/27 14:55

そうですね。
自治体がどれだけ苦しいのか、週末の報道特集のようなものを見ていて思い知らされました。

庶民相手は、やはり、半分公的な組織でないと、やっぱり難しいかもしれませんね。。。
ボランティアしている母によると、福岡では、売りも貸しもしていない、高齢者の空き戸建てが相当数あるらしく、ここが活性化してくると、戸建て賃貸というプチブームも苦しいのかな?とも思ってみています。
地方は、首都圏とは事情が違うカンジですね。

投稿: 三田 | 2006/11/27 15:33

今後は、高齢者の一人暮らしや夫婦だけの世帯で、
寝たきりや介護の必要な方が増えてくると
今まで住んでいた家で住めなくなり、空き室や空き家が
増えたりするのでしょうね。

増える空き家が予想されるのに、新築物件が山を崩して
建築されるのを見ていると、なんともいえず不安には
なりますが、三田さんのいうように、そこに新たな
ビジネスの市場があるのかもしれませんね。

投稿: ぺっぺ | 2006/11/28 19:40

こちらも団地はゴーストタウンになりつつあります。

ファミリーが団地の戸建、高齢者がマンションに住めるような
援助があればいいのですが・・・・

国や自治体には無理でしょうか・・・

民間では統一できないような気がしています。

介護も日本以外の方がいずれいらっしゃるとヘルパーの母に聞きましたし・・・

どうなるのでしょうか・・・

投稿: yuka | 2006/11/28 23:13

ぺっぺさん
>寝たきりや介護の必要な方が増えてくると
>今まで住んでいた家で住めなくなり、空き室や空き家が
>増えたりするのでしょうね
母によると、既にかなり多いらしいです。
子供の近くに引っ越したいという人や、
独りで住むには広すぎるという人も多いとか。
ただ、世代的に、思い入れのある家を売ることができない人が圧倒的で、活用されていない家というハコが増えているそうです。
所得水準が低く、狭い部屋で暮している若い世代と、生活に困らないだけの所得があり、広い家を持て余している年配の世代。
この双方に、いい形ができると役にたつのになーと思います。

yukaさん
>ファミリーが団地の戸建、高齢者がマンションに住めるような
>援助があればいいのですが・・・・
そうですね。
TVの特集などを見ていると、いつも思うのですが、役人や政治家の意識が、未だにニューディール改革の思想から抜けられないんだなーと思うのです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%AB%E6%94%BF%E7%AD%96
つまり、従来のものを活かすのではなく、新しいものを作りたがる。
価値観を変えるのがいかに難しいのか、考えさせられています。

投稿: 三田 | 2006/11/29 10:14

とても興味のある内容です。

実際に孤独死なども最近は増えてきていますし、これから高齢化社会
になり、もっともっと増えていくことも考えられますよね、家が荒れるというのもわかりますし、貸す側としてはいろいろデメリットはあると思いますが、地域の事業と協力して、高齢者の住環境を整えるのはとても大切なことだと思います。
富裕層の高齢者向けビジネスは今も成長しているところだと思いますが、確かに庶民にとってはあまりメリットもないし。
国はこれからもっともっとグループホームを増やしていく予定になっています。数年前に比べればかなり増えていますが、まだまだ足りないのが現状です。あいている戸建をグループホームとして活用されてきたりもしていますが、もう少し国の補助がないと、経営としては難しい状況かなとも思います。
それにしても、やっぱり地域の関係性がなくなってきてしまっているところにも問題もあるのかなとおもいつつ、私も高齢者が楽しく暮らせる場所を提供できたらいいなぁーと思っています。

投稿: とんこ | 2006/11/29 11:20

とんこさん

本当にそうですね。
ただ、公共のサービスでと考えると、1ケ所に集約してもらわないと、コストだけかかるというのもあるのかな?と思ったりします。

また、TVなどで田舎でとても元気に畑仕事をなさっている高齢者の姿を見ていると、「高齢者を大事にする」という視点で、生活の細々したこと全てを代行してしまうのも、違うのかもしれないなーと思ったり。

都会の高齢者ほど孤独なのかもしれませんし、かといって、定年後に田舎へ引っ越しても、田舎は田舎の濃い人間関係があり、すんなり地域のコミュニティに溶け込めるとは限らないようですよね。

今は個の時代ですので、「高齢者」と一括りにできない、多様なニーズがあるのだろうとも思います。高齢者にとっての「幸せ」ってどういう形なんでしょうね。。。

投稿: 三田 | 2006/11/29 12:28

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