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2006/12/18

質問力2

先日の続きです。。。

この本を読んで、大きく気付かされたことというと、
世間で話題になる、その時々の時事問題、
ビジネスや経済や政治の論点が、
日本のマスコミの取り上げ方では、
ちっとも明確になっていなかったんだな・・・
という点です。

日本で有名なインタビュアーとしては、
日曜日の昼に、時事問題をテーマとして切り込む、
名物司会者がいらっしゃいますが、
この「質問力」という視点で見ると、
非常におそまつな「質問力」しかないらしいのです。

つまり、相手を白か黒に分け、
一方をスケープゴート的に際立たせるだけで、
話題の本来の問題点や論点を明確にしていない
というのです。

では、どうしたらいいのか?
それは、思考のプロセスをオープンで明快にすること。
そうすることによって、変化に柔軟に対応でき、
問題解決や意思決定のスピードと精度を高めることが
できるとされています。

Dvc00221つまり、これまでの
「暗算思考」のプロセスだと、
上図のように、やっては考え、
やっては考えの繰り返しで、
効率的ではないのに対し、
「質問力」を駆使して、
最初に問題点を複数洗い出し、
一気に検討すると、
解決が早いということです。
(図は本より抜粋しました)

日本の学校教育を見ても、「学ぶ」「知識を蓄える」
ことに熱心で、「考える」訓練をしていない。
日本語の「インテリ」は、「その道に精通している」ことで、
英語のintelligenceは、
「知性あふれる、高度の思考、判断ができること」を意味し、
その本質は随分違うと説明されています。

要するに、「なぜ」から始まる質問を考え、
論理的な思考のプロセスを踏み、答えを導くために、
「質問力」を活用する・・・

うー、私はホント、ここが弱いんです。
セミナーなどで、講師の方のお話を伺っている時などに、
「同じ情報を持っていて、どうしてココに気付けなかったん
だろう」と反省することが多くあります。
その原因を考えると、
自分で第一段階の「なぜ」と考えていなかったんだなーと、
この本を読んでつくづく思いました。

本の前半1/3をまとめただけで、
2回にわたって長文になってしまったのを見て頂いただけでも、
私に、この能力がかなり欠けていることがバレバレですね(汗)。
でも、このブログにまとめるために、チョコチョコ読み直しても、
この本一冊分の技術を身につければ、
多分、これまでとは全然違う視点が身につくなーと
改めて思いました。

来年は、この課題にしっかり取組んでみようと思います。

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コメント

すばらしいと思います。質問力は人間力の反映ではないでしょうかね。

投稿: フリーパパ | 2006/12/21 13:08

WHY,WHAT文化のさですね、、これw

投稿: ドンガバチョ | 2006/12/21 13:24

フリーパパさま
そうですね。質問力を高めることで、コミュニケーション能力も鍛えられますし、その問題の本質も見極められると思います。
投資をしていくには、不可欠な能力だなーと考えています。
ただ、日常会話の中では、嫌がる人もいると思うので、サジ加減の問題もでてくるのかな?とは思っていますが。

ドンガバチョさま
まさにその通りですね。
欧米では、こういう力を子供の頃から育成すると、本の中でも紹介されていました。
今、ウチの子を見ていると、素直に沢山「なぜ」と聞いてきます。
日本では、この質問の原点を、成長する内に、だんだん押さえていってしまうのかもしれないと、最近、考えさせられています。

投稿: 三田 | 2006/12/21 13:52

「なぜ?」って質問するのも難しいですが、答えるのも難しいんですよね。
たぶん、答えやすい「なぜ?」で質問してくれるのが質問力なんでしょうね。


投稿: ムサシ | 2006/12/21 17:12

ムサシさん、
この本によると、質問者にとって論点や問題点を明確にするためなので、最初は答えやすくても、だんだん論点に近づくと、答える人が、事実を明確に把握していて、自分の主張もはっきりしていないと、答えるのが苦しくなってくるようです。

とはいえ、答える方も、そこまで突き詰められて初めて見えてくるものもあるのかな?と、働いていた頃の堂々巡りの会議などを思い出すと、考えさせられています。

投稿: 三田 | 2006/12/21 19:54

おもしろーい。確かに日頃暗算思考をやってることもありますね。論理的な思考を養うのにいい本かも。あの図は、非常にわかりやすいです。


あと、あの某司会者、見ていると論理的思考の訓練になりますよ。ぼーと見てると何も感じない。例えば、NHKと朝日新聞の問題のことを『新旧メディアの対決だった。』とその番組で言い放ちますしね。いやいやメモがウソかホントかだけだろ?ってことなのに。


またこんなのもある。『日本をいったいどの国が攻撃するんだ?』とある日言ったかと思えば、別の日に『アメリカ抜きで日本を守るなんて非常識だ!』とおっしゃる。あの名物司会者にこの本を読ませたいね。と、ふと思いました。(いやいやマジで。)


考える力も必要ですが、いい答えを導き出すための知識も大事ですね。仕事も投資も勉強も基礎が大事かな。(う、自分で言ってて耳が痛い。。。)

投稿: のん | 2006/12/21 23:10

のん様
私もこの図を見て、すっごく納得したので、掲載させて頂いたのです。
この本の著者は、あの番組はエンターテイメントとして見るしかないと断じてありました(汗)。
まあ、ある意味、視聴者が、この「論理的思考」より「暗算思考」の人が多いため、司会者のケムに巻かれてしまっている部分があり(私もその傾向がありました)、誰かを悪者的に見ることで自分の不満の矛を収めている部分があるのかもと思ったのでした。

この本、ビジネスマンにもお勧めです。年末年始のお休みの時にでもご一読下さい。
知識も大事ですが、最近はつくづく幅広い視点から判断することが大事だなーと思っております。

投稿: 三田 | 2006/12/22 00:46

次男、末っ子の質問には単純なようでいて本質をついてるような、
答えようとしてもどうかみくだいて答えていいのやら。。。
という質問もあったりで、よく考えさせられます。
長男は科学的なことなどを聞いてくるので、答えられないことも多々(^^;)
質問はする方も答える方にとってもいい勉強になりますね。
あいまいにしない姿勢が必要なんだと、改めて思いました。

投稿: ぺっぺ | 2006/12/22 08:28

ぺっぺさん
お返事が遅くなってすみません。
今日は、例のオフダを頂きに行ってました。
そっか・・・科学的な質問かぁ。。。
文系の私には辛いかも(汗)。

>質問はする方も答える方にとってもいい勉強になりますね。
これは、本当にそうですね。
説明している内に、自分の口から出てくる言葉に発見があることもあったりしますよね。
一生勉強ということなんでしょうね。

投稿: 三田 | 2006/12/22 21:57

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