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2007/07/20

インフレの気配

最近、買い物に行くと、
「ああ、少しずつ価格が上がり始めてるなー」と思うことが
増えてきました。まだまだ、「ジワリ」レベルですが。

ウチは、福岡へ帰省した時以外、
車を使っていませんので実感はありませんが、
ガソリン価格の方は、随分上がっていると聞きます。

実際に、WTI原油の推移(月足10年)を見てみると、
Wti0707
(出典:ドリームバイザードットコム)
昨年5月以来の高値圏に来ているのがわかります。

その上、
通貨により差はありますが、円安が進んでいるので、
輸入業者にしてみれば、泣きっ面に蜂でしょうから、
消費財がこの位の値上げで済んでいるのは、
業者が相当泣いてるんだろうなーと思ってしまいます。


丁度、今読んでいる本に書かれていて、考えさせられたのが、
インフレの兆候としては、
・商品価格(原油や資材や穀物など)の上昇
・CPI(消費者物価)の上昇(日本のCPIに関するレポート07年3月)
・金価格の上昇
・金利の上昇
この4つが揃うとインフレが加速するとか。

左:ロンドン金 月足10年  右:日本の長期金利 月足10年
(出典:ドリームバイザードットコム)(クリックすると拡大します。)
Gold0707Kinri0707

これまで、中国を始めとする労働力の安い国で、
沢山の安い製品が生み出されてきましたが、
これらの国が経済力を付け始めたことによって、
その国の国民自身が消費者として台頭してCPIが上がり、
資材や原油が大量に必要とされるようになったことや、
インフレの時は金が買われ、インフレを抑えるのに金利が上がり
・・・と、分かっている人には、
この流れは、当然、見えていたのかもしれませんねー。

だからジム・ロジャース氏は「これからは商品だ!」って
力説してあったのかしら。。。

こうしてみると、
日本が安い労働力を活用した100円ショップやユニクロ等に群がり、
消費意欲はあっても、CPI上昇には繋がらないような環境の中で
デフレに半ば慣れっこになってしまっていた間に、
世界的には、消費者の人数が爆発的に増え、インフレが進んでいたので、
こんなに差がくっきりとしてしまったのかもしれないんですねー。

うーん、1年後の物価はどうなってるんでしょうね。。。

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コメント

その通りですね。一年後には、特に、食料品の値段は、10%から20%くらいアップしているかもしれませんね。

投稿: フリーパパ | 2007/07/20 22:57

もしも食品全体が20%上がると、結構、厳しいですねー。
過去のバブルの時のように、インフレで物価が上がっても、
毎年、給与が上がっていくので・・・という雰囲気が少ない中、
本当に格差が広がりそうですね。

投稿: 三田 | 2007/07/20 23:47

今までのデフレの方が異常だったのですが、異常の方に慣れてしまっているのでしょうね。

現金はどんどん価値が下がっていくんだという意識がないと、将来の年金も貰えるときには二束三文というからくりに気づかないで、後になって騙されたと思うのでしょうね。

投稿: ムサシ | 2007/07/21 09:50

経済って、デフレを恐れ、インフレの行き過ぎを警戒し・・・と、どちらが正常で、どちらが異常なんだろう?と思うことがあります。

インフレの渦中に社会人デビューした私は、デフレが怖かったのに、今は、急速にインフレに振れるのも怖い気がするんです。

恐れてばかりいても仕方ないので、色々調べ、教えを乞い、自分のできることから実行するしかないのだなとは思っているのですが。

投稿: 三田 | 2007/07/22 22:37

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