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2008/07/26

耐震補強工事6

締め切りと区切っていた翌日の午前中、メールがあり、
なんと、市の担当者が、夜7時頃になって、
約束していた書類をわざわざ保育園の園長先生へ
届けに来たらしいよーeyeと連絡が入りました。

おお!ギリギリセーフで、締め切り死守bleah
が、がんばったねー!すばらしー!
と、私たちもちょっと驚いたのでした。

・・・ただ、届いた書類の中身にはがっかりgawk
この時点では工事関連の書類はまだ公開できないものだったので、
2箇所に分かれた場合の人員補充計画についての回答だったので
すが、答は移転先の1クラスに補充1人だけというもの。

現在でも、先生方のローテーションはかなりタイトなのを日々見てい
るだけに、それはあまりに先生方への負担が大きいと思い、
今度は園長先生へ先生方の意見を伺いにいきました。

実際の先生方のローテーションを伺ったり、
今現在もパート職員を募集しているが、応募がないこと等、
苦しい人員確保の状況が見えてきました。

また、設計関係の部署で聞いてきた工事手順を考えると、
工事中に2週間ほど、1.5クラス分のスペースを間仕切って工事を
行う必要があり、その期間、30名弱の子供達が、
他の年齢のクラスに5名位づつバラバラに分散して園生活を送る
必要があることなど、新たな問題点が見えてきました。

そのため、急いで追加の要望書を用意したのです。
・補充人員は最低でも2名以上は用意し、
 園庭が使えない分、近隣の公園などへ連れ出して欲しいこと
・1.5クラス工事期間だけでも、2クラスを移転させてもらえないか?

その上で、保育園から一番近い市の施設へ、
ママの一人が、「2週間ほどだけでも、何とか施設の一部を
貸してもらえないでしょうか?」と聞きに行ってくれ、
その施設のTOPからは、「協力できる範囲は協力します」
と好意的な回答をもらえたりと、私たちなりに根回しbleah
できる部分は、行動に移していきました。


この要望書を出した後、市の対応が、180度ガラリと変わり、
私達は対応に追われることになるのですが・・・
長くなるので、またまた続きます。

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2008/07/21

耐震補強工事5

今回の交渉では、私たちは、どちらかというと、後発組でした。

他の保育園では、保護者の有志が逐次、市への要望や、
市からの返答などをサイトで公開しているところもあり、
私達は、WEB経由でのやり取りではなく、あえて、なるべく
足を運ぶという戦略をとることにしていました。

こちらが設定していた締め切りの日、
保育園を管轄する課へ行って、保育園名を名乗ると、
担当者が2名でてこられました。
その顔には、「もう口うるさい保護者は『う・ん・ざ・り』」と、
書かれているも同然でしたcoldsweats01

そして第一声が
「まだ、準備ができていないと、お電話でお答えしたはずです」

・・・あの・・・私が逆の立場なら、締め切りが設定されている場合、
間に合いそうになければ、事前に連絡して延期を要望するし、
本来は、持参すべきところを、足を運ばれたということに恐縮し、
早々に仕上げますので。。。とお詫びする場面です。

以前の私なら、ガツンと言ってしまったのかもしれませんが、
ここはグッとこらえ、「1週間前からお願いしていた書類3枚の
承認にこんなに時間がかかるものなんですか?」とチクリと
いぢわるbleahを言うにとどめました。


で、気を取り直して、アスベスト検査の済書を持つという、
設計関係の課へ行ってみました。
書類のコピーを待っていると、課長さんらしき方に手招きされ、
設計を担当する方と、図面を見ながら、ざっくばらんに
話をすることができました。

暫く話していると、こちらの方達にしてみれば、
「今回の工事、こんなに大騒ぎになる程、すごい内容じゃない
 はずなんですよー」と本音がポロリdespairとでてきました。

「んー、それだったら、中途半端な説明ではなく、誰が聞いても
 分かり易いように、今の建物の現状、その耐震性の説明、
 どのような工事がされるのか、それによって、どう変わるのか
 というのを順序だてて説明されたら良かったんですよー。
 皆、状況が見えないから不安で、そちらから見たら、
 しなくていい心配までしてる部分があるんだと思いますよ」
と私が言うと、「そっかー」という表情。

「騒音だってね、そんなにひどいものではないし、埃だって、
 ものすごく出るって程でもないんですよ。強いて言えば、
 天井の一部を壊した時に、昭和40年代以来の埃が落ちる
 カンジかなと」

「その埃の塊がダニの温床な訳で、喘息を持つ子の親にして
 見れば、それが、一番の恐怖っていうのもあるんですよ。
 そうじゃなくても、その工事を平日にやられると、
 子供達は、天井づたいに落ちる埃の中で食事をし、眠る
 わけで、避ける場所はないんですよね。親が不安になるの、
 ご自身にもお子さんがいらしたら、分かりませんか?」

「まーね。。。そうですよね。」

「私達は、現状の建物の弱さを考えると、早急な工事をして
 もらうしか仕方が無い。周辺の空き地のなさや、市の抱える
 耐震性の低い建物数を考えると、全員移転も難しいだろう。
 その上で、子供達の健康と安全を最低限守るのに、
 内壁の取り壊しだけは、週末にまとめてやって頂きたいと
 お願いしているんです。
 これ、そんなに無茶なお願いでしょうか?」

「いえ、私も子供を持つ身ですから、おっしゃることはよく
 わかりました。完全は無理かもしれませんが、なるべく、
 意向を汲んだ形で考えてみますので」

と、最後は、かなり歩み寄れた形まで持って行くことができました。

こうして、直接話してみると、個々は決して悪い人ではなく、
理不尽とも思える要求やクレームばかり聞く中で、
やはり、保護者が求めている本質の部分が見えにくくなって
いたのかもしれないなと、改めて思いました。

・・・つづく・・・

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2008/07/12

耐震補強工事4

話し合いの場で、分かったことは、
・当然ながら、子供達の健康への影響を考えると、
 夜間や週末のみの工事にしてもらうか、全員移転するのが
 望ましいこと
・外壁の場合、角から壊すので、2面同時に作業する為、
 解体に関しては、週末に集中させることが可能なこと
・昭和40年代築の木造建築物の場合、通常はアスベストは
 使用されていない。あるとしたら、断熱材だろうと思われるが、
 工事の前に検査をしているはずなので、書類を請求すること
・騒音に関しては、外壁・内壁を壊す時位で、それ程、
 子供達に影響があるとは思えないこと
・粉塵に関しては、補強壁を入れるために、天井の一部を壊す時、
 一番ほこりが落ちると思われること
・その場合、工事をしている教室を囲ったとしても、続きの天井からも
 振動によって、ほこりが落ちると考えておいた方がいいこと

・・・などなど、保護者が疑問や不安に思っていることに対し、
的確に返事が返ってきます。(←ってか、ホントは市の仕事なのですが)

これを元に、ウチの保育園の大きなテーマは、
「早急に工事を行ってもらうこと」と「子供達の健康と安全を守る」
ということに集約されました。

このテーマから、少し外れる部分、(例えば、移転先が遠くなるので、
時間外保育の時間も延長して欲しいなど)は、個々で要望を出してもらう
ことにし、全ての親が、子供達のために、絶対的に賛成する内容に
絞らせてもらうことになりました。

実は、事前の打ち合わせの時に、自分も公務員というママが、
「役人に言う事を聞かせるには、ありったけ要求をしておいて、
 『これだけ譲歩してやってるんだから、こっちはやってくれ』と
 交渉のカードにするのが効果的な戦略なんですよ」と言われ、
要望を絞って、どうしても守って欲しい部分はどこなのかを明確に
した方がいいんじゃないか?と主張していた私は、ちょっと考え
させられたのでした。

というのも、私は役所相手の交渉をしたことがないし、
「子供達の健康と安全が守られる」為に、その戦略が本当に
有効であれば、私が譲るべきなのかもしれないと思ったのです。
ですが、結局、その話し合いの場で、やはり、要望は絞って出そう
ということになったので、要望書のたたき台を作る時には、
案外、すんなり書くことが出来ました。

要望書では、建築関係の保護者が、「この書類を請求すれば、
工事の安全性を確認することができる」と言われたものを全て請求し、
回答を1週間後に設定し、遅れるものは、何時もらえるのか明示して
もらうようにしておきました。

これを、父母の会のメンバーで練りに練り、完成したものを、
育児休業中のママが、直接、市長以下、関係部署へ、
提出に行ったのでした。。。

・・・で、そわそわしつつも、今考えると、のんびりと期限の1週間後を
待っていたのですが、予想通り?音沙汰ナシ。。。おいおい。。。

ママ友の一人が、どうなっているのか担当部署へ電話を入れると、
「今、上の承認待ちです」とのこと。
ここは軽くプレッシャーをかけようと、私は会社帰りに市へ
書類の催促に、のりこんで?行ったのでした。。。

つづくcoldsweats01

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2008/07/08

耐震補強工事3

続きです。

工事の概略がわかったのはいいのですが、
そこは素人、この工事で何が問題になりそうか、
子供達の安全面で要望するべきなのは何なのか、
そこの辺りが、さっぱり分かりません。

ここは、プロの力を借りるしかない!
保護者の中には、建築関係もきっと沢山いるはず!
ということで、園内に簡単なメモを回し、
その週末に、建築関係の保護者の意見を取り入れながら、
話し合いをすることになりました。

話し合いをすることを決めてからというもの、
今度は、どんな意見が飛び出すのやら、戦々恐々と
なってしまった父母の会の友達と私。

こういう時に使うのは、マインド・マップhappy02
自分の頭の中で混乱している情報を全部出してしまい、
もれなく、かつ、全体を俯瞰して、一番重要なのは
何なのかを見つけるのに、私にとって最強のツールなので、
早速、、フリーソフトで書き出していってみました。

まずは、建替えするケースと、補強工事をするケースに分け、
どんどん展開していくと、私の頭の中が整理されて、
もー、気分すっきり、爽快ですhappy02

そして、あれよあれよという間に、週末の話し合いに。
集まった保護者を前に、私が市役所にヒアリングしたことや、
マインドマップ、ネットで集めた資料を用意して説明し、
状況の把握をした上で意見の交換をしました。

状況としては、建て替えを希望したところで、着工まで、
今の脆弱な建物に子供を預け続けたまま、
更に3~5年も待ってはいられない。

ともかく、まずは補強工事を優先してもらおうと、
参加されていた建築関係の保護者に、
工事の過程や、考えられる危険性、回避する方法など
知らない事を沢山教えてもらったのでした。

そして、要望を出すなら、入札で業者が決まってしまう前に、
入札の条件として盛り込んでもらうべきということになり、
今度は、書記係の私は要望書作成に追われたのでした。

・・・んー、先はまだまだ長いのです。

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2008/07/01

耐震補強工事2

先日の続きです。

更に色々調べてみると、
市には、市内に120以上も耐震性の低い公共施設があって、
今年度だけでも17施設(内保育園が8ケ所)を補強し、
今後も緊急性の高いものから順次補強工事をすることが
わかってきました。

こうなると、保護者の一部が求めるような、
「補強工事ではなく、全面建替え」というのが、
かなり難しいんじゃないの~というのが見えてきました。

じゃあ、、補強工事がされるとして、
どんな工事なのか、その結果、どの位耐震性が上がるのか、
子供達が居ながら工事の予定なので、
子供達の健康と安全のために、何に気をつけるべきなのか?
・・・この辺りがどーも大事になってくるようなのです。

ネットで色々調べてみると、
阪神淡路大震災の後、実際、どのような建物が弱かったのか
原因はどこにあったのか、複数の識者によって検証されていて、
様々な自治体が、補助金を出して、個人宅の耐震補強を支援
していること、耐震補強工事とは、どのような補強をするのか等、
本当に沢山の情報が公開されていて驚きました。
いやはや、調べてみるものです。ホントに。

その中でも、とてもわかりやすかったのがこちらのサイトでした。
チビの通う保育園は、昭和40年代の建物なので、
昭和52年、平成13年の建築基準法の基準には、
全く準拠していないため、耐震補強診断で、
総合評点0.15という数字がでてきたことが予想できます。

このサイトを熟読してから、
市役所の設計担当の部署へ電話をかけて、
・工事したら、どのくらいの地震まで耐えられるの?
・実際、どんな工事で補強がなされるのか?
・総合評点が何点になるように工事をするのか?
ということについて質問してみました。

まあ、ウチの保育園は、のんびり構えていたので、
すでに親のクレーム漬けになっているらしい担当者は、
答え方が、やけに慎重coldsweats01

「震度5までは耐えられるはずですが、かといって、
 震度5の地震で壊れないってことではなく・・・」
と、何とも歯切れが悪い。。。

私は、状況を理解したいのであって、
「あの時、ああ言ったじゃないのー」的な揚げ足とりする
つもりなんてないのに、言葉の端々に「保身」がくっつきます。

それでも、どうにか聞き出してみると、
当然ながら、平成13年度に施行された法にのっとった工法や、
金具が使用されることや、総合評点が1.13に上がる予定だと
いうことがわかってきました。

最初は頑なだった担当者も、建築のつっこんだ話を聞いてみると、
結構、嬉しそうに?スラスラと答えてくれることがわかり、
「なんだ、そんなに悪い人じゃないじゃんgood」と思ったのでした。

ながいなー、まだまだ続きます。
ってか、現在進行形なのですけどね(笑)。

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