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2008/09/08

人生の楽しみかた

この週末は、福岡へ帰っていました。
会社の元上司が亡くなり、社員向けの葬儀へ出席するためです。

そこには、音信が途絶え、今もお元気なのかずっと気になっていた、
沢山の元上司の姿があり、短い再会をすることができました。

次々と挨拶をする中で、徐々に気付いたことがありました。
それは、私が「お元気かな?久しぶりにお会いしたいな」と思う上司は、
みな一様に、お元気で、当時と変わらぬ笑顔で、若々しさを保ち、
一方、会社を拠り所にし、その権威をきていた人ほど、
すっかり、ふけこんでいらした姿でした。

人格者かどうかは別にして、その違いを考えてみると、
老いても尚、好奇心を持ち続けていられるのか?なのかもしれないなー
と、つくづく考えさせられました。

前者の上司達は、久々にお会いしても、直ぐに、私とわかり、
最近の生活を伺うと、自分の興味のある、色々なお話をされたり、
私の生活を尋ねたりと、話題が広がるのに、
後者の上司達は、私が改めて自己紹介して・・・暫くして、回線が接続。
「ああ、懐かしいねー」と懐かしがるばかりで、会話が広がりません。

現役のころは、どちらも会社の中枢にいた人たち。
それが、会社を離れ、1個人として、どう生きていくのか?
定年を迎えたサラリーマンは、その現実と向き合うしかなく、
それをプラスと捉えて楽しむのか、マイナスに捉え執着してしまうのか、
いずれ、私も選択する時がくるのだなと考えさせられました。


それにしても、今の職場には慣れっこになったつもりだったのに、
久しぶりに、現役で出世レースを走る同世代のサラリーマン達と話していて、
自分の価値観のずれっぷりには、ホント、びっくりしました。
つまり、私にとっての前提が「会社ありき」では無くなってしまってたと。
みんなが話す、サラリーマンの心配事に、全然、共感できなくなってました。
(もちろん、それを敢えては口にしませんでしたが。。。)

こうして、会社以外への好奇心が少しずつ少しずつ枯れて行ってしまうとしたら、
とても悲しいことだし、気をつけないとなーと、考えさせられた帰省になりました。

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コメント

私も最近はそのような目線で会話をしている気がします。

1年前は周りと同じように話をしていたんだけどなぁー。

投稿: rem | 2008/09/08 23:35

昔は
「会社は社員のものなんだ!」
「出世した人が勝者。出世できなかった人は敗者。」
という風潮が強かったのですが、
今は
「会社は株主のものである」
 と配当と規制ばかり増えて賃金は上がらなくなり
「人にはそれぞれの価値観・生き方がある」
 となり選択肢が増えた
というように感じています。

出世競争している人は、
仕事>>>家族
と成らざるを得ないのが一番問題なんでしょうね。

投稿: ムサシ | 2008/09/09 10:47

remさま、コメントありがとうございます。

私、働くこと自体は全然嫌いじゃないんですよー。
それは、今回、仕事に復帰してみて痛感してます。
ただ、以前働いていた頃のように、会社に対し、
熱い思いを持って、「おかしい!」と思うこともなくなり、
みんなの言動を見ながら、あの頃の自分の姿を再考させられてます。

言葉には力があるんですねー。つくづく。。。
いい言葉を使い続けていきたいものです。


ムサシさん

出世競争している人達は、家族との時間だけでなく、
自分自身の体力、時間、思考の全てを会社へ捧げていて、
それ以外のものに対する好奇心だったり、
他の視点(モノサシ?)のようなものが
大きく欠けてしまっている気がしたのです。

サラリーマン基準のモノサシって、
実は、案外、15cmモノサシだったのかな~みたいな(笑)。

投稿: 三田 | 2008/09/09 22:22

三田さん

リプライありがとうございます。

私も今の仕事は結構好きですが、会社に対する期待とか
貢献しようとか、自分のスキルを上げていけば道が
開けるとか、そういう気持ちが急速に薄れていますねー。

むしろ、会社には期待するべきではない。自分自身で
会社に依存しない形に進むべきだ、と思うようになっています。

ムサシさんがおっしゃるような時代が『昔』は
あったんですねーー (@_@;)

投稿: rem | 2008/09/10 03:20

remさん

何度もありがとうございます。

そうですかー。
私の場合、会社に依存はしないつもりですが、
貢献に関しては、何であれ、頑張れば、自分の中に何かの形で
蓄積されていくものだと思うので、
仕事中はプロに徹するスタンスでいます。

モチベーションというものに関しては、
周囲の人は敏感に察するものでもありますしね。

経済的に依存しなくていいと、見えてくるものは違いますねー。

投稿: 三田 | 2008/09/10 11:43

人それぞれですね。

最近色んな人とお話をさせて頂きますが、

勤め人で、仕事に遣り甲斐を見つけ、楽しみながら仕事をしている人。

勤め人なのに、仕事や会社に遣り甲斐を見つけられずに、不平不満を言っている人。

自分で何かをやりたくて、起業をしている人。

親から任された会社を切盛りし発展させる事に生きがいを感じている人。

どのような立場の人でも、どのような方向を向いている人でも、一生懸命に頑張っている人と話をさせて頂くと、楽しくモチベーションをいただけます。

しかし、自分を振り返ると・・・・・
(もっとがんばろっと)

投稿: ひーこ | 2008/09/11 08:10

ひーこさん

お返事が遅くなってすみません。

仰るとおり、例え勤め人であっても、一生懸命に自分の仕事に
取り組み、楽しそうに話されるのを聞いていると、
私もモチベーションが高まるのを感じます。
それは、本当に立場を問わずですね。

勤め人で、会社や、その与えられた役職に依存している人が、
定年後にどう人生を過ごすのか?と考えた時、
どうやって、1個人として、魅力を放ち、
周りの人達とコミュニケートしていくのか?
それによって、人生の集大成の時期が大きく変わるのかも
しれませんね。。。

私も、まだまだです。。。

投稿: 三田 | 2008/09/14 07:48

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