インフレの気配
最近、買い物に行くと、
「ああ、少しずつ価格が上がり始めてるなー」と思うことが
増えてきました。まだまだ、「ジワリ」レベルですが。
ウチは、福岡へ帰省した時以外、
車を使っていませんので実感はありませんが、
ガソリン価格の方は、随分上がっていると聞きます。
実際に、WTI原油の推移(月足10年)を見てみると、

(出典:ドリームバイザードットコム)
昨年5月以来の高値圏に来ているのがわかります。
その上、
通貨により差はありますが、円安が進んでいるので、
輸入業者にしてみれば、泣きっ面に蜂でしょうから、
消費財がこの位の値上げで済んでいるのは、
業者が相当泣いてるんだろうなーと思ってしまいます。
丁度、今読んでいる本に書かれていて、考えさせられたのが、
インフレの兆候としては、
・商品価格(原油や資材や穀物など)の上昇
・CPI(消費者物価)の上昇(日本のCPIに関するレポート07年3月)
・金価格の上昇
・金利の上昇
この4つが揃うとインフレが加速するとか。
左:ロンドン金 月足10年 右:日本の長期金利 月足10年
(出典:ドリームバイザードットコム)(クリックすると拡大します。)


これまで、中国を始めとする労働力の安い国で、
沢山の安い製品が生み出されてきましたが、
これらの国が経済力を付け始めたことによって、
その国の国民自身が消費者として台頭してCPIが上がり、
資材や原油が大量に必要とされるようになったことや、
インフレの時は金が買われ、インフレを抑えるのに金利が上がり
・・・と、分かっている人には、
この流れは、当然、見えていたのかもしれませんねー。
だからジム・ロジャース氏は「これからは商品だ!」って
力説してあったのかしら。。。
こうしてみると、
日本が安い労働力を活用した100円ショップやユニクロ等に群がり、
消費意欲はあっても、CPI上昇には繋がらないような環境の中で
デフレに半ば慣れっこになってしまっていた間に、
世界的には、消費者の人数が爆発的に増え、インフレが進んでいたので、
こんなに差がくっきりとしてしまったのかもしれないんですねー。
うーん、1年後の物価はどうなってるんでしょうね。。。
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