2008/09/03

お勧めの本をご紹介

何だか途切れ途切れになっていますが、
やっと、耐震補強工事がいい方向に進むことが決まり、
ホッとしています。(後日談はその内に)

今日は、最近読んでいて面白かった本、二冊をご紹介します。

一冊目はコチラ。
Book00244_2サブプライム後の新資産運用―10年後に幸せになる新金融リテラシーの実践

中原 圭介 著 フォレスト出版

この著者は、好き嫌いがはっきり分かれるとは思いますが、私は、今回の本もとても面白く読みました。

FXなどをやっている方(私は今は休眠中)は、株より敏感に反応するので、各国が発表する指数に感心がある方が多いと思いますが、大事な指標と、その考え方などが書かれていますし、著者なりの今後の展望が書かれていて、とても勉強になりました。

最近、紙の投資のポートフォリオ戦略などを迷っていらっしゃる方がいらしたら、ご一読下さい。


また、この本に、過去の相場から学べというようなことが書かれており、以前、フリーパパさんにも同じようなアドバイスを受けたことを思い出し、こんな本も読んでみました。

Book00245相場ローテーションを読んでお金を増やそう―次の株高はいつ始まる?

岡崎 良介 著 日本経済新聞社

BSジャパンの番組にも出演されている、フィスコアセットマネジメント運等担当取締役CIOの岡崎さんの著書です。

こちらの本は、膨大な過去のデーターを元に、現在起こっている現象を、どのパターンに近いのかを比較、検討し、今後の運用に活用しましょうという主旨の本です。

今年の初めに発売された本なのですが、原油や金など原材料の下落を大枠で予想されていたものが、現実となっていますし、過去の相場の変動の大きな要因について、知らなかったことも沢山書かれていて、非常に勉強になりました。
難を言えば、投資に入るタイミングについては、別の書籍を参考にした方がいいかな?と個人的には思いましたが、この手の本にしては、読み易いとも思いますので、興味のある方は読んでみて下さい。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2008/05/27

東洋経済-不動産大淘汰-

Book00242
東洋経済 -不動産大淘汰-

車内の中吊り広告で見かけて
読んでみました。

REITの現状や、不動産市況など、
ある程度予想していたことが
書かれていたのですが、丸の内地区の賃料水準の高さや
強気の見込みには、ちょっと驚いてしまいました。

しかも、今回は(今のところかもしれませんが)、
大手の不動産会社は、中々元気なのですねー。
其々明暗はあるものの、過去のバブルの時のような、
総悲観ムードでもないんだというのが印象的でした。

また、この不動産特集とは別に、
現在の米国経済について書かれたコラムも、
真偽の程はわかりませんが、「そういう意見もあるんだ」
という風に読ませてもらいました。


・・・でも、今、一番、私にとってショックなのは・・・
先日の塗装途中で、屋根修理が長引いたせいで、
足場代 1万円/1日 × 30日分 請求されたことcrying
屋根が傷んでいることも見越して、大工さんの手配を
してもらえてなかったこと、屋根が塗れなきゃ下は塗れないと
完全にストップしたこと・・・言いたかった文句も飲み込みましたが、
これって全部こっちもち?!ひぃ~。まじでー?!

更に、部屋ごとのベランダを仕切る隔壁の文字を、
ベランダに洗濯物がでていたからと、
拭き付けではなく、シールにしたからということで、
10万円上乗せ。。。(22室分?)

内容的に納得して、ほいほい払える額ではないのですが。。。weep
ダンナの友達となると、こういう時に、難しいですねー。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008/04/06

はじめの一歩を踏み出そう

Book00241はじめの一歩を踏み出そう
―成功する人たちの起業術

マイケル.E.ガーバー 著

この本は、私にとっての今年のベスト10に
入るだろうなーと思う位、気付きの多い
一冊になりました。

確か、この本の中で触れてあったと思うのですが、
米系のビジネス書は、ストーリー仕立ての本が多いのですね。
キヨサキ氏の本だって、考えてみたらストーリー仕立て。
この本の場合は、脱サラしてパイのお店を開いたサラが
お店がうまくまわらないと悩み、解決法を探るストーリーで、
解説されていくので、より親しみやすく、読みやすくなっています。

大家として応用できるかというと、ヒントになるかな?
という程度なのですが、不動産賃貸もビジネスとして考えると、
中々考えさせられる内容になっています。

特に、大なり小なりビジネスをしている人には、
是非、読んでみて欲しいなーと思いました。
といっても、この本に書かれているのは、初歩ですので、
より具体的に。。。という方には、続編の
起業家精神に火をつけろ!
―会社のために働くのではなく、あなたのために働いて
くれる会社をつくる7つのルール―

の方が考えさせられるかもしれません。
(実際に起業してない人には、続編は少々濃すぎます。)

私がこの本で一番感銘を受けたのは、、マクドナルドのビジネスを
築いたレイ・クロック氏や、そのビジネスの良さに着目した
藤田 田さんの視点に、ようやく気付けたことでした。

元々、キヨサキ氏の本の中で、私が唯一腑に落ちなかったのが、
「マクドナルドは不動産業だ」という考え方でした。

というのも、私が身近に見かける日本のマックは、
ほとんどが間借り店舗なので、不動産を所有して成功しているとは、
どうしても思えなかったし、実際、クロック氏や田さんの著書の中に、
マックを不動産業と捉えている部分がほとんどなく、
クロック氏や田さんがマックというビジネスをあそこまで愛し、
成長させたのは何だったのだろう?とぼんやりと考え続けた答えが、
この本の中で明確に解説されていて、深~く納得したのでした。

・・・って、こんなこと賢い人はとっくの昔に気付いているのでしょうけど。

ビジネス・オーナーって、プロデューサー的な能力が不可欠なのですね。
不動産においても、客付けしてもらう際に、こちらの意図をまずクリアにし、
誰にでもはっきり伝わるように、最初にきちんと戦略を練るべきなんだー
と、つくづく考えさせられました。

この本を読むと、趣味で開くお店が中々大きくなれない理由が分かります。
そういう点でも、非常に考えさせられる良書でした。オススメです。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2008/03/26

an・an

でましたね♪
毎年、この時期にでる、ananのインテリア特集号。
Book00240_2

以前、どなたかの書籍に、
入居ターゲットのインテリアの傾向が分かるので、
この時期のananを買って研究すると書かれていたので、
私も忘れないように、この特集を待つようになりましたhappy01

さすがに、年齢的にananを買うのは気恥ずかしいのですが、
今日、いつもの本屋さんを覗いてみたら、
今日発売なのに、お昼11:00時点で残り2冊。。。
ここは、茅場町の知ってる人しかこない本屋さんだし、
ナチュラル・ローソンが撤退する程、おじさん密集地区なのにbleah
どんだけ人気の特集なんでしょー?びっくりしてしまいました。

で、傾向ですが、
やはり、数年前に比べると、ポップ度の高い部屋や雑貨が減り、
かなりナチュラル志向になっているのを見ていて感じました。
んー、たかだか380円で、単身者向け物件の戦略を練れるとは!
ananは、やはり侮れませんね。

この一冊だけ見たところで、ある程度の予備知識がないと、
中々ピンとはこないかもしれませんが、
1Kの部屋をこんな風に使うんだなと参考にするだけでも、
見てない大家さんに差がつけられるのでは?と思います。

週刊ですので、興味のある方は、お早めに~!

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2008/03/18

絶対に「儲かる大家さんになる」実践バイブル

Book00239絶対に「儲かる大家さんになる」
実践バイブル

アパマン長者が集う
「大家さん学びの会」  著

でましたねー!
私も随分、お世話になった「大家さん学びの会」の
サポート・チームの4名による著書です。
(ちなみに今は全員大家さんです)

いつもニコニコ、人と人をつなぐコテツさんに、
誘われて行った飲み会で、温厚な水澤さんと、
一目会ったその日から(ふるっ!)私が大好きになった、
無類のキャラgoodなかじま えみこさんに会ったのでした。

西山さんには、学びの会の席で、不動産の話をしていたのに、
いつの間にか、あまり人に話さなかったような身の上話をしてしまい、
何だかとてもご心配をかけてしまったこともありましたcoldsweats01

この本を読むと、
不動産投資のことを何も知らなかったあの頃の自分のことを、
久しぶりに、振り返ってしまいました。

1棟もののアパートが欲しい!と思った時、当時の本には、
「その駅の周りにある不動産屋さんを全部回れ」と書かれていて、
本当に恐々入ってみると、客付け専門の業者だったり、
大手の不動産屋さんには投資用と頼んでも自宅用ばかり紹介されたり、
新築戸建て専門の特攻隊的不動産屋さんだったり、
管理専門店のおばちゃんに「どうせ融資が無理でしょ」と追い返されたり、
投資用物件を扱うおじちゃんには、「おじょうちゃん」呼ばわりされたり、
・・・ホント、色々ありました。

それに、あの頃は、とにかく勉強しようにも、
資料となる書籍も、セミナーもほとんどない時期でしたので、
学びの会の席で出た話は本当に参考になりましたし、
困った時には、助けてもらえるという安心感にもなりました。

この本には、東京で開催される学びの会に参加できない地域の人でも、
どういうルートや、資料、セミナーを利用すれば、
自分のスキルがあがるのかや、そういう機会をどう活用すればいいのか、
という不動産投資初心者向けの内容から、
学びの会に集まった情報や、サポートチームの面々の体験による、
効果的な運営方法まで幅広く紹介されています。

丁度、キャンペーンもするそうですので、
まだ読まれていない方は、是非、読んでみて下さい。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
■ ■ ■ ■ 現役大家さん300人の知恵が結集! ■ ■ ■ ■
日本最大級の大家さん勉強会「大家さん学びの会」が書籍を出版しました!
【絶対に儲かる大家さんになる実践バイブル】(日本実業出版社)

出版を記念して、ただ今、特典満載のアマゾンキャンペーンを実施中です。
【特典1】集客率200%を達成した伝説のセミナーの音声ファイル
【特典2】凄腕大家さん3人がノウハウを隠さずに語った座談会の音声ファイル
ここまでは、けっこう普通ですが、特典3がすごい!
【特典3】著者本人に質問できる無料メール相談(有効期限1カ月・1回のみ)
期間は3月21日まで!

今すぐクリック!→ http://www.ooya-manabi.com/book/

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008/03/16

父から子へ

確定申告も無事終わり(1回修正し直しましたがcoldsweats01)、
春めいている季節に気付くゆとりがでてきました~。
仕事の方は、この相場ですから、暗雲たちこめていますがsad

で、今日は、感銘を受けた2冊ご紹介します。

1冊目は、こちら。
Book00237親が反対しても、子供はやる
大前 研一 著
PHP研究所

大前氏の事は、高名なコンサルとして
名前は知っていたものの、
著書を読んだことがなかったのですが、
この本の序文を読んで以来、
とても影響を受けたので読んでみました。

元々、1997年に出た本を2007年に新書として再刊
されたようなのですが、日本の教育環境は、
当時と悲しい位変わっていないのに驚かされます。

まず序文から、さっそく切り込みますcoldsweats01
>20世紀は、「答えがある時代」だった。
>そして、その答えを”先生”と呼ばれる人が教えて、
>子供たちは覚える。それで通用する世の中だった。
>ところが21世紀は、「答えのない時代」である。
>それどころか、問題は何かということを自分で定義し、
>どう解決すればいいかを自分で考えなければいけない。
>(中略)
>いくら親が反対しても、
>子供は自分が正しいと思ったことはやってしまう。
>これは、実は素晴らしいことである。
>自分の意見を持ち、自分で道を選択することは、
>社会に出てから役にたつからだ。
>親の意見ばかり聞いている人間は、社会に出てからも
>自分で考えることができないだろうし、会社員でいえば、
>上司が命令しなければ動かない”指示待ち族”の予備軍だ。
>自分で道を選択することすらできなければ、
>もはや時給600円か700円(あるいはそれ以下)の仕事を
>するほかない。

・・・この辺りから、思わず、うなってしまったのでした。
本文の中では、ご自身の2人息子さんに対して、
父として、家庭として、どういうスタンスで子供に語りかけ、
時間をわかちあい、子供の成長を楽しんできたのか、
とても読み易い文章で綴られています。

感銘を受けた部分、考えさせられた部分が、
沢山ありすぎて、あげきれない位なので、
子供を持つ親だったり、自分の生き方に迷いがある方には、
一度読んでみて頂けたらと、強く思います。

ウチの子も、来年の春には小学生です。(早っ!)
子供の成長に合わせて、私も迷い、悩むことがあるだろうと
思うのですが、時折、この本を読み直して、
子供の将来を私が邪魔することがないよう、
足元をチェックするための大事な一冊になりそうです。


もう一冊は、こちらです。
Book00238人生と投資で成功するために
娘に贈る12の言葉

ジム・ロジャーズ 著
日本経済新聞出版社

かのジム・ロジャーズ氏の本。
何となく、手がでなかったため、
実は、私は読むのは初めてでした。

この本は、ジム氏が愛娘ルールーちゃんに
宛てた手紙のような構成で読みやすく、不思議と、
読んでいる私まで温かい気持ちにさせられました。

とはいえ、ジム氏がどうしても子供に知っておいて欲しい
という願いに満ちた本ですので、その視点には、
学ぶ点が沢山あります。

確かに、言い尽くされてきた言葉とも言えるのですが、
ジム氏は、実際に自分で世界を周り、
自分の視点で物事を見、過去の歴史から学んだ視点で、
現在の状況を自分なりに判断し、実際に投資して、
その投資で成功してきた・・・という実績があります。

投資の世界で出会う人々は、自分のやり方や見方に
固執してしまいがちな人が多いのですが、
実際に本を読んでみて、勝ち続けるには、
自分の失敗を潔く認め、変化を受け入れること、
そして、人は群集心理にかられやすいことを知った上で
投資機会を待つのが大事なんだなと気付かされます。

これは、先々、子供に読ませたいと思った一冊でした。

どちらも、大事なことが沢山書かれていますので
オススメです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/02/24

トランプ自伝

Book00236トランプ自伝
不動産王にビジネスを学ぶ-
ドナルド・トランプ&
 トニー・シュウォーツ

先日の本を読んで、俄然、トランプ氏に興味を持ち、
早速、この文庫を読んでみました。

最初は、タイムスケジュールに書かれた日誌に、
追記したような形で、ちょっと戸惑ったのですが、
これ、トランプ氏の側近中の側近の人しか、
本来は聞くことのできない、胸の内なので、
慣れるととても面白いです。

ただ、いかんせん、元々1988年刊行の文庫版なので、
情報が古い。
なにしろ、日誌部分に、ドレクセル・バーナムのM.ミルケン
訪ねてくる部分まである(逮捕前)位です。

でも、それでも尚、読み進む内に、引き込まれます。
私はてっきり、トランプ氏は、二代目として会社を大きく
した人なのかと思っていたのですが、
彼は、お父さんの会社を継いだのではなく、
お父さんのビジネスを間近で見て育ち、
お父さんより「でっかい」仕事をやる!と決めて、
実行していく様子が書かれています。

始めは、若さ故の熱意と情熱で、沢山の人を魅了し、
実績のない会社であったにも関わらず、
取引をまとめ、建物を建てたり、改修していく内に、
評価がついてきて、銀行の融資もどんどん楽になる。。。


面白かったのは、アメリカにおいても、
不動産投資は、人との縁であり、人に助けられないと、
前に進めないことや、
高い指値をしても、申込みが一番でも、信頼関係がなければ、
取引がまとまらないことがあること、
役人が、「公のため」という名目で、無駄に出費し、
誰も責任をとろうとしない組織なのだという点など、
色々ありました。

有望な土地の仕入れをする時のコツは、諦めないこと(笑)。
直接会いにいってお願いしたり、手紙を出し続けたり、
急がず、相手が買い手を捜す時に、
最初に交渉のテーブルにつけるように準備しておく。。。
・・・結局、これなのですね。


よく成功するための本に、
「成功者のように考える」というものがありますが、
この本には、不動産で成功するための知恵が詰まっているので、
規模は違えど、参考にできることが沢山あるなーと思いました。

今回のサブプライム問題にしても、
トランプ氏のように考えれば、
一等地を割安に買えるチャンスがやってくる可能性があり、
きっと、着々と準備をされているのでは?と思います。


不動産経営をしている人なら、取引の過程や役所との交渉など、
面白く読めると思います。
お勧めです!

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2008/02/09

ハイコンセプト

Book00235ハイコンセプト
「新しいこと」を考え出す人の時代
~富を約束する「6つの感性」の磨き方~
ダニエル・ピンク著
大前 研一訳

この本は、何で早く読まなかったのかと
思うくらい、久々の名著だと思いました。
2006年5月発刊ですから、
既に読まれた方が多いかもしれませんが、
まだ読んでいないという方には、お勧めの一冊です。

実は、この本、私も以前から買ってはあったのです。
ただ「いずれ読もう」コーナーに埋もれていましたcoldsweats01
先日、この本を読んだ時に、トランプ氏が強く勧めてあったので、
アマゾンでチェックしてみると・・・「この本、見覚えが・・・」と
なった訳です。

英語圏に住んでいない私たちにとって、
まだまだ危機感が希薄ではありますが、
この本に書かれている通り、
ナレッジ・ワーカー(知的労働者)が、過去の製造業のように、
仕事を中国やインドなど、人件費が安い国に奪われる時代が、
確かに来ているのだと思うのです。

そんな時代だからこそ、安定した生活を営む上で、
自分や子供達が身につけておくべきことが何なのか、
とても分かりやすく、6つの感性に分けて紹介されていて、
更に、この本ではその身につけ方の提案までしてあります。
しかも、ウィットに富んでいて楽しいんです。これがhappy02

ちなみに、「ハイ・コンセプト」とは、
・パターンやチャンスを見出す能力
・芸術的で感情面に訴える美を生み出す能力
・人を納得させる話ができる能力
・異なる概念を組み合わせ、新しい構想や概念を生み出す能力
などとされています。
また、同様に求められる能力として「ハイ・タッチ」、
・人と共感する能力
・人間関係の機微を感じる能力
・自らに喜びを見出し、他の人の喜びを見つける手助けをする能力
・日常の中に、その目的や意義を追求する能力
これらが、新たな時代を動かしていくとされています。


私が面白いなと思ったのは、
今や大々的に批難の対象となっている「ゆとり教育」が、
もしかすると、先進的な試みとして、
将来、再評価される時がくるのかもしれない・・・と、
考えさせられた点でした。

WEBがこれだけ定着した現在、
知識や情報は無理に覚える必要はなく、
いつでも検索すれば済むことになりつつある。
そんな中で、将来的に高く評価される能力とは、
それに何を付加できるか?ということだと著者はいうのです。

つまり、知識や情報を詰め込むあまり、
自由な発想をもつ能力を潰してしまっては、
子供達の未来では、高い評価を得ることはできなくなる
可能性が高いというのです。
んーこれは、親の頭を180度転換しないといけないのかも?

著者は、日本が「ゆとり教育」をしてきたことで、
日本で利益を上げている輸出物が、形あるものから、
ポップカルチャーへ移ったとされています。
なるほどー、「ゆとり教育」のお陰なのかは分かりませんが、
そういう面はあるかもしれませんねー。

そういえば、以前は高給取りで憧れの職業と言われたSEが、
あっという間に、報酬に対して過酷な労働状況などが知られ、
若い世代に敬遠されているという報道を見たことがあります。
大人が思うより、若い世代は、時代の変化を敏感に察知
しているのかもしれないなーと思ったのでした。


この本を読むと、
最近のヒット商品のポイントがどこにあるのか、
何が受けているのか、など、
思い当たる事が沢山あり、
翻訳された2006年より、更に「ハイコンセプト」の時代へ
進んできているのを実感できます。

気になるのは、
ナレッジワーカーの時代がこれほど早く終わろうとしている中、
ウチの子が大人になる頃には、この本に書かれている以上に、
変化が進み、求められる能力が変わるのだろうという点です。

大きな時代の変化の渦中にいると中々気付けない、
世の中がどう進もうとしているのかを知りたい方には、
お勧めの一冊です。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008/02/06

効率が10倍アップする新・知的生産術

Book00234効率が10倍アップする新・知的生産術
-自分をグーグル化する方法-
勝間 和代 著

コテツさんに、
「この本、三田さん好きだと思うよ」
と言われたので、読んでみました。

んー、世の中、すごい女性がいるんですねー。
ここまで、合理的で、計画したことをよどみなく遂行しながら、
3人のお子さんがいるなんて・・・想像もしていませんでした。

勝間さんの視点や、「空」「雨」「傘」というカテゴリ分けの部分は、
本当に面白く、今後、参考にさせてもらおうと思ったのですが・・・
コテツさんが、私のどこに共通点を見出されたのやらcoldsweats01

恐らく、私が復帰した、今の職場を辞めずに、ずっと留まっていたら、
こうしたプロ志向や、合理的な仕事を追求していたでしょうし、
この本を読んで、勝間さんに憧れ、崇拝していたような気もします。


でも、実際の今の私はと言えば、不動産の運営を通して、
私の合理的思考が通じない人が結構いる中、
管理会社や客付業者、リフォーム工事の職人さんに、
私の意図を理解してもらい、気持ちよく協力してもらうため、
合理的とは正反対の試行錯誤を繰り返しながら、
少しづつ前進し、人として成長させてもらってきたので、
合理的であることや、スピードそのものには、
今は、あまり重きをおかなくなってしまいました。

しかも、安定した家賃が入ってくるようになれば、
自分の時間は、基本的には好きなことに費やしたいのです。
子供との時間、無駄なおしゃべりもcoldsweats01


とはいえ、こうして、プロの女性がいることには、
同性として、本当に嬉しいことです。

たまたま、私がこの本を読んだ今週、
週刊ダイヤモンドは、勝間さんの特集。
東洋経済も、「世界は女性を中心に回りはじめた」という特集。
Book00233Book00232


今年の米大統領選挙で、
クリントン女史が本当に当選したとしたら・・・と考えると、
その政治手腕はわかりませんが、
同性としては、期待でワクワクしてしまいます。

今は、その渦中にいて見えていないだけで、
後になってみると、この時代は、女性にとって、
大きな変化の時期なのかもしれませんね。

勝間さんの今後の飛躍に心から期待しています。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2008/02/04

あなたに金持ちになってほしい

Book00231あなたに金持ちになってほしい
ドナルド・トランプ
ロバート・キヨサキ 共著

きましたねー。
キヨサキさんは、ホント、
買わせるツボをよくご存知。
私は完全にその戦略にのせられたクチです(汗)。

今回の本は、トランプ氏の言葉を除くと、
この本の時に感じた違和感とは違い、
従来のオーソドックスなキヨサキ節復活!という印象でした。

とはいっても、気付きや再確認した事はまだまだあって、
キヨサキさんの最初の本に出会ってから、
実際に不動産を買い、運営していく中で、
私はどの位置まで歩いてきたんだろう?
と振り返るきっかけになりました。


今回の本で、特に興味深かったのは、この本の前半部分、
今のアメリカの世界経済におけるポジションの考察でした。
・貿易赤字の増大
・国の借金の増大
・ドルの価値の下落
・石油価格の上昇
・賃金の下落
・社会保障制度の破綻
これらの背景と今後について語られている部分は、
とても面白く、勉強になりました。

中でも、中流階級の急激な減少については、
納得することが多く、自分の今後も併せて、
非常に考えさせられました。

というのも、アメリカの問題として語られている問題点は、
そっくりそのまま日本にも当てはまるのだと気付くと、
本当に怖くなってしまったのです。

これだけ変化の激しい時代に、
政治家や官僚の政策に期待したところで、
変化のスピードに間に合わないという主張にも、
妙に納得してしまいました。

改めて、ウチの資産形成も長期で見ると、
まだまだ道半ばであり、もっともっと知識とスキルを
磨いていかなくては!と思っています。


トランプ氏の文章は、私の中の『無敵!』なイメージとは違い、
とてもバランス感覚のある賢い方なんだなという印象でした。
特に、ネットワークビジネスの辺りでは、
とても慎重に言葉を選んであり、キヨサキ氏をたてつつ、
自分は距離を置く文章に、ひたすら感心したのでした。

今後のアメリカと日本の経済がどうなると予測されているか
興味のある方は、ご一読下さい。

| | コメント (3) | トラックバック (1)

2008/01/26

幸せのある老人ホーム

Book00227幸せのある老人ホーム
岩城 祐子 著

本屋さんで何気なく手にとった本だったのですが、
とても考えさせられる内容だったので、
ご紹介します。

著者の岩城さんは、
お手伝いさんのいるような家庭で育たれたのに、
旧家の男性と結婚したら、家計は火の車で、
サラリーマンだったご主人からお給料はもらえない上に、
お義母さんから、
「今日から生活はあなたにみてもらいます」と宣言されたため、
自分が家族を養ってきたというタフな(ありえない?)女性です。

ご自身が家計を支えていたために、
他の仕事をしながら、親の介護をするのは難しかったことで、
当時は珍しかった有料老人ホームを始めた経緯が書かれています。

文章が、上品な話し言葉で書かれているため、
読みなれるのに、ちょっと時間がかかりましたが(笑)、
役所や介護保険の問題点など、鋭く指摘されていたり、
公的な老人ホームが、介護される側の人格を尊重せず、
介護する側が合理的に進められるようにという考えの下、
運営されている様子があって、読んでいてせつなくなりました。

岩城さんは、認知症になった老人を家族が看る限界についてや、
以前と違い、今は親の有料老人ホーム入居のための一時金、
1000~2000万円を、子供が用意できないケースが増え、
親自身がその費用だけは自衛することについても書かれています。

確かに、今のように、若い世代の年収が下がったり、
未婚でも、既婚後でも、親の貯蓄をアテにするパラサイト化が
問題になっている時代なので、
この傾向は、今後益々厳しくなっていくのでしょうし、
ウチだって、兄弟で折半するにしろ、お互いの両親4人で、
最低でも4000万円を・・・と考えると、
まだまだ子供の教育費の総額が見えない今は、
結構、不安になります。

また、岩城さんが沢山の老夫婦を看てきた中で、
相手が認知症になった時、夫は妻に優しくできるけれど、
妻は夫が男でなくなったと感じた時、冷淡になるのだとか(汗)。
それもあって、介護疲れした妻が虐待するケースも多いという
現実を書かれていました。
・・・看てこられた事例が多いだけに、反論できません。。。

なので、夫の方が先に認知症がでた場合は、
早めにご主人を老人ホームに預ってもらう方がいいのだそうです。
そうして、自立できる部分は自立して最期を迎える方が、
お互いのためにもいいのだとか。。。

とはいえ、介護施設で働いてもらうには、
高齢者が気軽に話したり頼めるという点で、
中高年の女性の方が向いているとか。
この辺の意識は身内に対するものとは違うのかもしれませんね。

もちろん、反論がある方も沢山いらっしゃるのでしょうけれど、
岩城さんの言葉は、愛情が溢れていて、
読んでみて損のない一冊だと思いました。


一昨年位に、大家さん仲間で老人介護施設を作る話もちらほら
ありましたが、老人介護施設の立地としては、
従来のような、人里離れた風光明媚な場所より、
老若男女が行き交う庶民派の街の方が、高齢者が楽しんで
過ごせると書かれていて、なるほどと思いました。
そういう視点でも参考になるかもしれません。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2008/01/13

聞く力と気付く力

このところ、実質40分強の通勤電車の立ち時間に、
2日に1冊の勢いで、本を読み漁っております(笑)。

春に向けて、ウチの物件をアピールできる不動産チラシを
何とかつくりたい!という意識があるからこそ、
ちょっと真剣です(笑)。

その中で、面白かった本をご紹介します。
Book00225広告コピーってこう書くんだ!読本
谷山 雅計 著
宣伝会議

この方の手がけた広告を知ると、
「へえ~、あれはこの人がつくった
広告だったんだなー」と驚く位、
メジャーなものを幾つも手がけてあり、
多分、本来は、大企業向けの広告の
コピーライター志望の方向けに書かれた本だと思うのですが、
不動産チラシごときであっても、気付きが一杯の一冊でした。

私にとって、一番の刺激になったのは、
しょっぱなの「発想法ではなく、発想体質を」の辺りでした。
この著者が尊敬するアートディレクター氏の何がすごいか
というと、『思想体質』なんだとか。

で、『思想体質』がどのようなものかというと、
つぎつぎに「なぜ」を見つけてしまう、
「あの看板、なんか目立つな。なんで目立つのかな」
という風に疑問を持ち、その答えを自分なりに考える。
その繰り返しによって、本当の「ひらめき」に近づく。

ここ数年の私はといえば、色々な方の話を伺う中で、
「なるほど!どうしてその視点に気付かなかったんだろう?」
「なるほど!そういう考え方もあるなー!」と感心するばかりで、
自分の視点をどうしたら変えられるか、ちょっと悩んでいました。

もし、何かを見て、ふと「何でだろう?」「どうしてだろう?」と
思いつくことがあっても、慌しさの中で直ぐに忘れてしまいます。

早速、帰りの電車は座れるので、
1日に10個の何故?を探し、自分なりに考えてみよう!と、
やってみたのですが、最初は中々でてこないものですね(汗)。
実際にやってみると、思いつくままよりも、1つのテーマに対して
色々な角度や、掘り下げてみて、10個の何故?を探してみる
方がいいみたいだと気付きました。
とはいえ、まだまだ、私の持つ答えのキャパが狭いし、
この方法でいいのかも分かりませんが、続けてみるつもりです。


また、全然違うジャンルにも思えますが、
この本にも、似たような気付きがありました。
Book00226_3100%人に好かれる聞く力
齋藤 孝 著
大和書房

ご存知、
今年も引き続きの私のテーマ。
「聞く力」です(汗)。

去年まで、私は「聞く力」というのを、
自分が黙っていればいいんだ(汗)と、
極端に解釈していたような気がするのですが、
この本を読んでみて、相手の考えに寄り添いつつ、
「相手が何故こういう話をしているんだろう」と考え、
共感してみたり、角度を変えた質問をして、
相手が気持ちよく話せるように話を引き出すことが
大事なんだなーと考えさせられました。

例えとして、
今はこんなにブログが氾濫(私のも含めて)し、
世の中に「聞いて欲しい!」という人が溢れている。
そんな時代だからこそ、
野球でいうと、上手いキャッチャーのように、
相手の話や才能をうまく引き出せるというのは、
とても大事で、喜ばれる能力だということでした。


聞く力と、様々なことに気付く力。
遠いようで、とても近い関係なんだなと
この2冊を通して気付くことができました。
著者のお2人、ありがとうございました。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2007/11/04

力を貸してもらう力

随分前から、沢さんや、うっちゃんに共通して感じていた事。
それは、周りの人の力を借りる達人だということでした。
初めて会う人でも、あっという間にうちとけ、
会う人、会う人、何か協力せずにはいられなくさせてしまう、
人心掌握術(笑)。

それは、人としての魅力でもあり、
周りへの配慮の賜物でもあるのでしょうけれど、
できることなら、私も身につけたいと常々思っていました。

ことに、
この所、2DKの管理会社の人とのコミュニケーションに
限界を感じてしまい、私のどこがいけないのだろう?
などと、色々考えていた矢先、こんな本を見つけました。

Book00224不器用なあなたほど
頼み上手になれる

高城 幸司 著

この本を読むと、
自分が頼まれる側だったり、
頼む側だったりにあてはまり、
「ああ、なるほどなー」と、
深~く納得する部分がありました(笑)。

私の場合、仕事に関しては、完全に合理的タイプ。
それは頼む場合も、頼まれる場合であってもです。

つまり、頼む時には、理詰めでどんどん攻め、
相手に逃げ場を与えず、なんとか、Yesと言ってもらおうと
してしまうタイプ(汗)。
んー、確かに、今回の不動産屋さんとのやりとりは、
この傾向があって、とっても反省(涙)。

逆に、頼まれる場合には、
くどくど説明されると、どんどん嫌になってしまうので、
端的に、何を、何時までに、どうして欲しいのかを
ちゃっちゃと言って欲しいタイプ(苦笑)。


この本を読むと、私の頼み方のどこを変えたらいいのか、
頼みを聞いてもらうツボが書かれていて、
とても実用的なので、早速、少し活用させてもらいました。
・・・って、相手はダンナだったりしますけど(笑)。

もちろん、ダンナにも、この本は薦めたので、
私の手口は、ダンナが読んだらバレるかもしれませんが、
ま、それはそれ。
ダンナが気持ちよく、頼まれてくれるんだったら、
それでもいいんじゃないかな?と解釈しております(汗)。

もちろん、不動産屋さんにも、どのアプローチでいくか、
作戦を練っているところです。
準備を整えながら、相手に選択の余地を残しつつ、
「うん」と言ってもらう。。。
これ、さりげなさと伴に身につけられたら、
最強のスキルになりそうです(笑)。


| | コメント (8) | トラックバック (0)

2007/10/28

伝える達人

Book00223伝える達人

中村 昭典 著

リクルートとらばーゆの元編集長だった、
中村氏の書かれた本です。

実は、
先日書いたシングルマザー親子の入居の話が、
色々な事情があって流れてしまい、
ここにきて、作戦練り直しということもあって、
このような本を、思わず手にとったのですが、思ったより、
賃貸経営においても参考になる考え方があって、
面白く読みました。

本来は、よいプレゼンをするには?という主旨なのですが、
所謂、パワポのノウハウのようなものではなく、
「お客さんは何を望んでいるんだろう?」という点から
見直し、仮定と検証の結果、解決策を模索していく様子が
具体的な例をあげて説明されます。

フツーのサラリーマンであれば、
自分のプレゼンを思い浮かべるところなのでしょうが、
私の頭の中は、仲介不動産屋さんの視点と、
入居先を探している人達の視点を改めて意識させられ、
・・・残り一室のリフォームをどうするか迷ってしまいました(汗)。

単身の入居者なら、帰宅後と週末を過ごす空間ですので、
リラックスできることを求めるのでしょうし、
専業主婦や子供のいる家庭であれば、
日当たりや風通しなどの快適さや、安全性なども
求めたいかなー?なんて考え始めてしまいました。

よくよく考えてみると、
私自身は、実家の後は、ダンナの会社の社宅暮らしで、
自分で家探しをしたこともないし、
自分が探すなら、譲れないものは何か?と
真剣に考えたこともなかったなー。
所謂、現場を知らなかったなーと、今更、反省したのでした。

んー、会社勤めを始めてしまったので、
平日の時間を有効に使えないのが残念ですが、
まずは、ちょっと、この辺りの賃貸物件リサーチで、
物件を見せてもらいに行ってみようかな???
と、仲介業者さんにとっては、借りる気も無いメーワクな客を
やってみようかな???・・・などと考えているところです。

ニーズに合う部屋づくりをして、
それを分かりやすく伝えられるようになったら、
満室を達成する、大きな力になっていく気がするので、
小手先のワザに頼らず、一度、じっくり考えてみようと
つくづく思った一冊でした。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2007/10/08

ステップ?

赤ちゃんさんの本を読んで、大いに刺激を受け、
管理会社の許可をとって(というより、もう任せてられないので)、
先週から、自分達で客付け専門の不動産屋さんへ
アプローチを始めました。

それが、功を奏したのか、
管理会社が焦ったのかは分かりませんが(汗)、
もう1室にも、申込みが入り、今、審査中ということになりました。

とはいえ、母子家庭の方らしいので、審査がすんなり通るかは、
まだはっきりしていません。
世の中、色々な事情の方がいらっしゃいますね。
ウチとしては、家賃をきちんと納める感覚をお持ちであれば、
そういう事情で、お断りしたりはしないつもりです。

保育園のママ友も、色々な家庭の事情がありますが、
みんな、とっても前向きに頑張っているので、
何か、力になれればなと思ったりもしてしまいました。
んー、ホントは家具は、全部、次の空室に移す予定でしたが、
審査が通ったら、欲しいものがあるなら使ってもらってもいいけど
・・・なんて、思っているところです。


ここが、本決まりになれば、いよいよ、残すはジャンプのみ。
リフォームプランを、少し見直してもらった見積もりもきたので、
この勢いがある内に、早急に仕上げて、
満室へ持って行きたいところです。

さー!俄然、やる気になってきました!(笑)
今度のリフォームテーマは、ナチュラルインテリア。
白と木目がリンクするような部屋にしてみようと思っています。
ホントは、白木のフローリングにしたかったのですが、
既に、キッチン横は明るい茶のフローリングになっていたので、
それは、次回のお楽しみにとっておくことにします。

いい流れが続きますように~!

| | コメント (10) | トラックバック (0)

2007/07/29

リッチウーマン

Book00219リッチウーマン
-人からああしろこうしろ
と言われるのが大嫌い!
という女性のための投資入門-

キム・キヨサキ 著
筑摩書房

でましたねー。
キヨサキ氏の奥様の著書。
表紙は同じ紫だけれども、藤色で、
この色合いの方が、私は、結構好きでした(笑)。

内容は、最初、(多分、訳者が同じ方なので)キヨサキさんを
ほうふつとさせる文章だったのですが、
さすがに、女性らしい視点に幾つか気付き始めると、
同性として、とてもしっくりする内容でした。

しかも、私自身が、副題にある通り、
『人からああしろこうしろと言われるのは大嫌い!』
『絶対、女性として経済的に自立しておきたい』と、
心の中にいつもこの思いがあるので(汗)、共感できました。

この本を読んで考えさせられたのは、
アメリカにおいても、女性は経済的には非常に弱い立場にあり、
年齢を重ねるほど、女性自身の経済力が落ち、
夫との離婚、死別によって、貧困に陥る女性がとても多い
という現実でした。

キムさん自身、キヨサキ氏とけんかした時に、
それまでの夫婦としての経済的自由を目指す中で、
会社のシンボルとしてキヨサキさんを前面にだし、
不動産もキヨサキさんの所有となっていたことで、
結果的に、キヨサキさんに依存していて、
自分が経済的に自立できてないことに思い至り、
自分の名義で、不動産投資を始めたという部分がでてきます。

アメリカと比較すると、日本人の女性の方が、
家計全体を見ているケースが多いようにも思うのですが、
節約は女性のジャンルだけれど、こと、資産運用ということになると、
日本でも、男性のジャンルと考えている女性が多いように思います。

この本は、キムさんが、久しぶりに再開した友人達と、
彼女達の生活の足元を見直し、自分自身で将来に備え、
老後を貧困の中で過ごさないための準備を始めるという
物語形式になっています。

私が、キムさんからのアドバイスの中で、
久しぶりに「ああ、そうだったな」と再確認させられたのは、
「常に学ぶ」という姿勢についてでした。

今、私の周りには、億の資産を持つ人や、
投資から億の利益を稼いだ人が複数いらっしゃるのですが、
その方々を思い出すと、どの方も、常に情報を集め、
本を読んだり、様々な人会いに行ったりして、
学ぶことを止めている人がいないなーと思ったのです。

私もそういうスタンスでいるつもりでしたが、
まだまだ向上心が足りなかったと反省させられました。
ただ、そういう友人、知人が多いということは、
とても恵まれているんだなーと改めて気付かされました。

どうしても、
キヨサキ氏の本のエッセンスと近いのは仕方ないのですが、
この本の方が、女性は共感しやすいと思います。


ただ、1点、「どうかな?」と思ったのは、
キムさんが、不動産にしろオプションにしろ、
自分が興味を持てる投資先に集中すべきとされていて、
其々の投資に向く時期かどうかということについて、
友人達に確認するよう促さなかったことですね。

例えば、日本株だったとしたら、
あのバブルが弾けて、先が見えにくくなっていた時期に、
株の投資を始めるのは、買いからでも、売りからでも、
中々難しかっただろうと思うのです。

先日行ったFXセミナーの講師の方も言われていたのですが、
投資の上級者の方々は、「カンタンで楽に儲かる」投資先を
(もちろん、その投資先については調べぬいた上で)
常にキャッチして、資金配分をしているんですよね。。。
まあ、初心者向けの本に、そこまで書かなかったということ
なのかもしれませんが。。。


とはいえ、キヨサキ氏の本を読んだ女性も、
読まれていない女性も、一読すれば、気付かされる事の多い
一冊だと思いました。

| | コメント (10) | トラックバック (0)

2007/06/27

もう、国には頼らない。

Book00202もう、国には頼らない。
経営力が社会を変える!

渡邉 美樹 著
日経BP社

ワタミの渡邉社長が、
公が牛耳り、腐敗する、
学校教育、病院、そして介護の現場に立ち、
その実態と、問題点、改善の過程まで、
民の力でできるのだと訴える一冊です。

本屋さんの店頭でみかけて、渡邉社長の志に惹かれている私は、
思わず手にとり、読んでみると、本当に本当に、
「もう、国には頼ってられないんだー!」
こんなにも、問題は根深く、深刻なんだと、つくづく思いました。

そんな折、今日は、ガイアの夜明けで、
破綻した夕張市の現状と、再生させようと奮闘する民の力、
そしてここにも、責任をとらない、甘えの構造に陥った公の姿が
ありありと映っていました。

あれを見てしまうと、渡邉社長が、現場を変えるため、
そこで働いてきた公の人々のガチガチに固まった価値観を
どれ程強力なパワーで回したのか、想像もつきません。

これは渡邉社長にしか出来なかったとも思いましたが、
夕張を見ながら、だからって、渡邉社長だけに任せていては、
日本の学校も医療も介護も、本当に破綻するのでは?
第二、第三の渡邉社長がでてこないとヤバイ!
と、ものすごい危機感を感じてしまいました。


何より悲しいのは、
学校にも医療にも介護にも関わっていない私から見て、
この本に書かれた渡邉社長の考えは、
しごく尤もであり、全く違和感のないことであっても、
長く、公によって権益を守られてきた人たちにとっては、
許しがたい改革だと、どこでも最初は抵抗にあう部分です。

本の中に渡邉社長自身の言葉で書かれていますが、
>人は上を目指したいという意欲があるのと同時に、
>楽をしたい、努力をしたくない、自立したくない
>という弱さも兼ね備えている
・・・まさに、ズバリ!ですね。
公に近い機関は、特に上を目指しても叩かれる組織なので、
人は楽を目指して、今のような問題を起こしている。
今、騒がれている年金記録の管理のずさんさを見ていても、
よく分かります。


この本を読むと、今の学校に潜む問題の根深さに愕然とし、
子供を預けて大丈夫なのだろうか?と心配になってしまいました。

そして、一番ショックだったのは介護。。。
最近は、コムスンの無茶なやり方が問題になっていますが、
実は、公が造り上げた今の介護施設には、
老人の人権を無視した、悲しい現実があるのですね。

これだけやってたら、多忙の一言では済ませられないと思いますが、
渡邉社長には、是非、この分野で、大胆な活躍をして頂きたいと、
この本を読んで、切に思っています。
そして、私も何か、私にできることからすべきだ!と、
熱い思いが伝染してきました。

是非、ご一読下さい。

| | コメント (10) | トラックバック (0)

2007/04/12

田(でん)さん

米国マクドナルドを苦労して世界的チェーンに広げた
レイ・クロック氏の本から始まり、
日本のマクドナルドをたちあげた藤田 田さんや、
現日本マクドナルドのCEO 原田 永幸さんの本まで、
何故か、マック絡みの本ばかりが目に付き、
数ケ月、ずっと読んでいるのですが、とっても面白いです。

特に、藤田 田さんの本は、もっと早く出会っていたらと思う位、
痛快で、本によっては、かなり前に書かれているのに、
現在の状況を的確に指摘してあって、
その視点に目からウロコということが幾つもでてきます。

先日、WBSの特集で、日本の電機メーカーなどは、
国内の開発競争に追われ、発展途上国で一番ニーズのある、
低価格でちょっと便利な商品を提供できていないのでは?
という問題提起についても、96年に発刊した本の中で、
田さんは既に指摘してありました。さすがです。

ついこの前まで、手で洗濯物を洗っていたような主婦にとって、
機械が一度に大量に洗ってくれて、時間が節約できる!ということが、
どんなにすごいことなのか?という視点を忘れてしまってる
ということなんだろうなーと思ったのです。

今年初めに発売して大ヒットになったメガマック。
田さんの本を読んでいると、かなり前に一度試験導入されたものの、
その時には、あまり受けず、直ぐに撤退された様子も書かれていました。
そして、100円マックを投入された時の時代のヨミも克明に書かれた本が
あり、その思考を辿ると、目からウロコがボロボロ落ちました。。。

常識というのは、常に変化しているものだということ。
判断する時は、朝令暮改どころか、朝改暮改だって必要。

私の受けた田さんの印象は、
非常に頭脳明晰であり、ビジネスに冷徹でありながら、
人心掌握のツボも知っていて、気配りも怠らない、
それでいてスマートな経営者というより、コテコテの商売人という方でした。

本の中には、すごく沢山のヒントが散りばめられているのに、
松下さんのように名経営者として浸透していないのかを考えると、
田さんの言葉は、精神論ではなく、あくまで現実に徹していて、
きれいごとだけではないからなのかもしれないなーと思いました。

好き嫌いははっきり分かれるだろう、田さん。
私は、実際にお会いしてみたかったなーと思う位、好きなおじさまです。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2007/02/05

女性客のハートをギュッとつかむ方法、教えます

先週は、叔父が急逝したため、福岡に帰っておりました。
本当に急なことで、とても残念でした。
皆様もお身体には暮々もお気をつけ下さい。。。

Book00190女性客のハートをギュッとつかむ方法、教えます
高比良 亜以 著
大和出版

著者は、船井総合研究所で
店舗などのコンサルをされている女性です。

内容としては、賃貸物件ではないのですが、
今の小売において、女性を無視したマーケティングは
ありえない点では、賃貸物件と共通ですので、
とっても参考になる一冊でした。

女性の私でも、改めて、
「確かに、そういうの好き」とか、「心惹かれるナ~」と、
気付かされることもあり、妙に納得してしまいました。

この本を読むと、賃貸物件において、
「ちょっとウキウキする暮らし」をイメージさせる戦略は、
とても有効であることがわかります。

その手法として、簡単な家具の配置で、
分譲マンションのようにプチモデルルーム化することや、
かわいらしい手作りPOPが効果があるのも頷けます。

この本の分析を読んで、
納得できる男性は少ないのかもしれませんが(笑)。

今回の急な帰省で、
リフォーム屋さんと再度打ち合わせをしました。
こういう時、あちらが女性であること、
しかも彼女の方が入居者に近い年齢であることが、
幸いし、スムースに話を進めることができました。

激戦区に物件をお持ちの男性大家の皆様。
女性に支持される部屋にするなら、リフォーム前に、
奥様かお嬢さんにこの本を読んでもらって、
リフォームのアドバイスをもらうことをお勧めします(笑)!


ちなみに、今回の帰省で、プチモデルルーム化作戦のために、
ふらりと立ち寄ったニトリで、
非常に使える、女性好みのシンプルでカラフルな雑貨が
お手ごろ価格で沢山あるのに驚きました。
私は木製の床置きのランプを買いましたが、女性の評判は上々。
プチモデルルーム化作戦には、使えるお店だと思います!

| | コメント (8) | トラックバック (0)

2007/01/15

親野智可等さんの本

先日、紹介した「ユダヤ人ばかりになぜ、お金が集まってくるのか」で
『ドラゴン桜』というマンガのエピソードが何箇所か紹介されていて、
このマンガを調べると、16巻もでてるので買うかどうかと迷い、
アマゾンで、『ドラゴン桜』のキーワードで探したら、
この本に行き当たり読んでみました(前置きが長すぎ)。

Book00186「ドラゴン桜」わが子の「東大合格力」を引き出す7つの親力

親野 智可等 著

今、メルマガで、人気の親野先生の著書です。
「ドラゴン桜」でのエピソードをおりまぜてはありますが、
本の題名ほど、「東大合格」に拘った内容ではなく、
人を育てるということの本質や、親の役割、
そもそも、親が育児を楽しめるように・・・という
配慮を感じられる内容になっていました。

ついでといってはナンですが、
親野先生のコチラの本も読んでみました。
Book00187「叱らない」しつけ 子どもがグングン成長する親になる本

親野 智可等 著

内容としては、
上の本の方が勉強方法については具体的です。
とはいえ、2、3歳くらいの子供から参考になることが
沢山書かれていて面白かったです。

下の本は、育児に臨む姿勢について書かれています。
大人の叱り方を子供がいかに冷静に評価しているかを知ると、
怖いなーと思いつつも、私自身、こういう目で大人を見ていたと
気付かされました。


この2冊を読